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多次元とは?

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優先キーワードは
データウェアハウス,OLAP,多次元データベース,スライシング,ダイシング,ドリリング,スター構造,スノーフレーク構造,MOLAP,ROLAP
データウェアハウスのように,エンドユーザーが直接にデータベースを検索加工して問題発見をしたり問題解決をする分析を主とする利用形態を,RDBの提唱者であるE.F.Coddは,OLAP(Online
多次元」というと難しそうであるが,月別・商品別の売上データを,横に月,縦に商品をとれば2次元の表になる。月別・商品別・支店別の売上データは3次元になる(図1−1(1))。さらに月別・商品別・支店別・で売上,原価,利益のような会計区分を加えれば4次元になるというように表の次元は増大する。このような表の形式にしたものを多次元データベースという。
パンやハムをスライスするように,スライシングとは,多次元データベースをある断面で切り取って2次元の表にする操作である。図1−1では,大阪支店の部分でスライシングして(2)の表にしている。このとき,大阪と名古屋の2枚の断面を切り取り,その合計値を1枚の表にするようなこともできる。
ダイスとはサイコロのことで,ダイシングとはサイコロを振ることである。多次元データベースでの操作では,縦軸と横軸を指定して2次元の表にする操作を指す。たとえば(3)は,(1)を横から見た状態で,縦軸に商品,横軸に支店を指定したものであり,(4)は,上から見た状態,すなわち,縦軸に支店,横軸に月を指定したものである。
ドリリングとは,ドリルで深く掘り進むことである。多次元データベースでは,詳細に展開する操作をドリルダウンといい,逆に集計する操作をドリルアップという。(4)で東京支店を指定してドリルダウンを行うと,(5)のように東京支店の店舗別の表ができる。また,(5)を縦軸でドリルアップすると(4)のような集計表になる。
たとえば図1−1は売上(月,商品,支店)すなわち,A(I,J,K)の配列としてとらえることもできるが,図2−1のように正規化したテーブル群に分解することができる。また,正規化されたファイル群を多次元データベースに変換することもできる。
ここでの用語は,多次元データベースというよりも,更新をしないで検索加工を高速に行なうDBMSの代表的な商品であるRedBrickでの用語である。
図2−1の関係は図2−2のようにも表現できる。売上テーブルのようなイベントファイルをファクト(fact)テーブルといい,店舗テーブルや支店テーブルのようなマスタファイルをディメンション(dimension)テーブルという。図2−1では一つのファクトテーブル(売上テーブル)に,3つのディメンションテーブル(商品テーブル,支店テーブル,年月テーブル)が結合しているが,これらの各ディメンションテーブルが一つの軸(縦軸や横軸)になるので,この多次元データベースは3次元になる。また,店舗テーブルは支店テーブルの詳細であり,ディメンションテーブルのディメンションテーブルであるともいえる。
この関係を一般化すると,図2−3(1)のように,一つのファクトテーブルと複数のディメンションテーブルが結合したスター(星)構造で表現される。この図では6次元になっている。さらに,上記の店舗テーブルのように,ディメンションテーブルが複数のディメンションデーブルを持つことがあり,図2−3(2)のようなスノーフレーク(雪片)構造になる。
多次元のデータをそのままの形で保管する。合計欄があるが,それもデータベースを作成するときに計算しておく。この方式には次の特徴がある。
事前に表の形式になっており,しかも合計などを計算してあるので,毎回の操作での処理時間が短縮される。
特殊なデータの持ち方をするので,従来のデータベースはそのまま利用できず,変換する必要がある。しかも,構造を変えるときには,最初から再構築しなければならない。
たとえば,東京支店ではテレビを販売していないというような場合,多次元データのうち,東京−テレビに関係する全要素が「定義されていない」ことになる。次元数が多くなると,そのような要素が多く発生して,無駄なデータが多くなる(当然,現実のソフトウェアでは,そのような要素を圧縮する機能を持っているが)。
多次元データベースは正規化されたファイル,すなわちRDBとして持つことができる。実際のデータはRDBの形式で持ち,インデクスを工夫することにより,利用者には多次元データベースとして見せるようにしたのがROLAPである。この特徴は,MOLAPの逆である。
操作の度に表の形式にしたり合計を計算したりするので,時間が長くかかる(これを短縮するために多様な工夫がなされている)。
複雑なインデクスがあるので更新処理には負荷がかかるが,事前の計算は不要なので,MOLAPほどには高負荷にはならない。
データそのものは通常のRDBであるから,多次元データベースとしての利用以外に,RDBとして汎用的に利用できる。構造が変化しても,一部のテーブルの変更とインデクスの変更だけで対処できる。
[ 1 ]のように,分析を主とする処理形態を[ 2 ]というが,[ 2 ]にはRDBよりも[ 3 ]データベースのほうが適しているといわれている。[ 3 ]データベースの基本操作には,サイコロを転がすように任意の2つの軸により2次元の表を表示させる[ 4 ]操作,現在の2つの軸を固定して奥の断面を表示させる[ 5 ]操作,詳細に展開したり,逆に集約した表を表示させる[ 6 ]操作がある。[ 3 ]データベースには,当初から[ 3 ]データベースとして構築される[ 7 ]と,本来はRDBであるが,インデクスを工夫して[ 3 ]データベースのように見せる[ 8 ]の2種類がある。
データマートのデータはメインフレームの基幹系システムにあるのだから,それから直接にデータマートに加工すればよいので,データウェアハウスは不要であるとの意見について論ぜよ。

[] 多次元データベース<データベース<情報技術の基礎<Web教材<木暮
[引用サイト]  http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/db-mddb/index.html
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 Last Updated 2007/ 02/ 25/ 00時04分49秒

ビジネスインテリジェンス(BI)の概要を解説した記事が多くのメディアで取り上げられるようになり、その基本的な理解は深まったと思われる。このような現状を踏まえ、本連載ではさらに一歩踏み込んだ内容として、データ分析の手法や注意点に焦点を絞った実践的な解説を展開する。(編集部)
前回「多次元分析の概要とデータ分析のポイント」では、多次元分析を中心としたデータ分析のポイントを解説しました。今回は「SQL Server 2005
構築手順の解説のために売り上げ分析のモデルを使用します(図1)。売上金額を、商品、店舗、期間という視点で分析するモデルです。ファクトテーブルとして「売上実績」、ディメンション用のテーブルとして「商品」「店舗」「期間」を用意しています。また、ディメンションの階層構造も記述しておきます。
Services プロジェクト]を選択して、プロジェクト名には多次元データベース名として「売上分析」を指定します(図3)。
また、プロジェクトではデータソース、データソースビュー、キューブ、ディメンションといった多次元データベースの構成要素を定義します。各構成要素はソリューションエクスプローラを右クリックして[新しい○○(構成要素)]を選択することにより、ウィザード形式で作成できます(図4)。
データソースウィザードにおいて、キューブの基になるテーブルが存在するリレーショナル・データベースへの接続情報(サーバ名、データベース名など)を指定します。
データソースビューウィザードでは、データソース(2.で指定)よりテーブルを選択し、各テーブル間のリレーションを定義します(図5、図6)。
SQL Server 2005を使い、SQLの基礎からストアドプロシージャまでを解説する。まずは環境構築から最初のSQLコマンドまで
好景気になるとXMLデータベースがブレイクし、SQLとXQueryのバイリンガル・エンジニアは引っ張りだこになるかもしれない
いざ障害発生というときに慌てないため、リストア・リカバリの手順はしっかり予習しておきたい。まずはOSコマンドから覚えよう
多次元データベースを構築し、Excelピボットテーブルからドリルアップ/ドリルダウン、スライス、ダイスが操作できるようにする
■今月末で終了!!■■仮想化特集をお見逃しなく■仮想化への移行計画立案やシステム構成のポイントなど、仮想化に関する各種資料や海外記事が読める。
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[] Analysis Servicesを使って多次元分析に挑戦しよう(1/3) − @IT
[引用サイト]  http://www.atmarkit.co.jp/fdb/rensai/sqls_analysis03/sqls_analysis03_01.html
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 Last Updated 2007/ 02/ 25/ 00時04分49秒

ビジネスインテリジェンス(BI)の概要を解説した記事が多くのメディアで取り上げられるようになり、その基本的な理解は深まったと思われる。このような現状を踏まえ、本連載ではさらに一歩踏み込んだ内容として、データ分析の手法や注意点に焦点を絞った実践的な解説を展開する。(編集部)
前回の「ビジネスインテリジェンスとは何か」では、データ分析の基礎知識としてデータ分析の変遷と分析形態および分析環境について解説しました。第2回となる今回は、多次元分析を中心にデータ分析のポイントを解説します。
一般的に「データ分析」というと、難しい統計的手法を用いた分析をイメージされるかもしれませんが、そのような専門性の高い分析はここでは対象としません。一般のビジネスパーソンが実践している、定型検索や非定型検索およびレポート参照で必要となるデータ分析の主な機能を紹介します。
表1にBIツールの主な機能をまとめています。ここに挙げた機能は基本的な機能で、特に「検索機能」に関しては、BIツールとしては必要最低限の機能です。「出力機能」においても最近のBIツールにはグラフ出力のほかに、PDF、Excel、XMLなどの形式に出力できる機能が実装されています。また、エンドユーザーは使いませんが、「管理機能」は重要な機能です。
特に利用状況を把握する機能は利用頻度の低いレポートの削除やアクセスユーザー数、利用回数を把握して、サーバリソースのプランニングなどを行うのに必要な機能です。
定型検索であれば固定の項目に値を設定し、非定型検索であれば任意の項目に値を設定してデータを抽出する機能
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[] 多次元分析の概要とデータ分析のポイント(1/3) − @IT
[引用サイト]  http://www.atmarkit.co.jp/fdb/rensai/sqls_analysis02/sqls_analysis02_01.html
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 Last Updated 2007/ 02/ 25/ 00時04分49秒

201へはアップデートはしたのものの、時間が無くてあまり触れていない状態が続いています。チュートリアルやリファレンスのビデオを見ながら少しづつ新機能を覚えていますが、作業をしていると少し不安定さが目立つかな?という印象があります。得に自分用にレイアウトのカスタマイズ時や、ペイント時に落ちる事が多いような気がします。(※環境に因る所が大きいかもしれません。)
あまりデフォルトと変化がありませんが、自分用にカスタマイズした画面です。Mode(Vert,Edge,Poly)のバーはLWのインターフェースに馴染んでいる為、下に配置しています。
右上には、Itemlist,Vertexmaps,Clipsなど画像やアイテムのリストを中心に、その下にはToolpipe,CommandHistory,ColorPickerを配置していますが、モニターの大きさ、解像度によって適宜配置をカスタマイズしていくのがベストだと思います。来週あたりに自分のモニター環境を変更するので、そのときにまた載せようかと思います。
ワイドモニターでの作業画面が上のような感じになります。作業スペースがかなり広くなり、作業しやすくなりました。201のインターフェースをこの状態で使用する場合はデフォルトの場合、103と比べて画面のセンター部分(パースビュー)の幅が狭くなっているので、ワイドがお勧めです。
ひとつ気になる情報があります。以前luxのサイトでZbrush以外のディスプレイスモデリングが可能なソフトウェアでMadboxというソフトがピックアップされていたので調べた事があるのですが、先日DigitalDNAさんのサイトで紹介されていたので、こちらでも転載させていただきます。いくつか、このソフトを使用したサンプルはあるものの、インターフェースやソフトの内容に関しては謎が多いままです。本家のサイトではベータテスターを募集している模様です。
先月、今月と、しばらくブログの更新が出来ずにいましたが、今後も更新が停滞するかもしれません。暇を見つつ細々とやっていこうかと思ってます。
ようやくといった感じですが、modo201関連のメールが来ました。別にここで広告したい訳ではないんですが、17日までのアップデートの割引を謳っているので遅くともその翌々週あたりにはダウンロード可能になるという事でしょうか。Luxのフォーラムでも兎に角5月だとブラッドが書いていますので5月末が一番濃厚というところかな。
ある写真を元に、モデルのトポロジーを考慮しつつモデリングしてみました。いずれこれらのモデルは201でレンダリングします。今の時点で何のモデルかわかる人いるかな・・;
Friday. How do I love thee? 今回は、ディスプレイスメントがテーマのようで、これを扱った画像がメインで動画の紹介は少なくなっています。
[ Modeling = Workflow ] マクロレコーディングした作業フローを、ヒストリーから直接ショートッカトキーへとアサインしています。アサインする時に、Input remappingによってどの作業時にそのキーを使用するのかも選択できるようです。
[ Haul it your way ] input editorウィンドウで、各ツールの挙動をいじることが出来るようです。このビデオでは、ベベル使用時のマウスの縦、横移動時のinset/shiftの動作を逆転させています。
[ Have a shot ] ウィスキーの入ったグラスのレンダリング動画。Absorption Distance(光線が物体を透過する距離に応じた、不透明度の変化)を使用してレンダリングした結果だそうです。約15秒
[ Orthographic Camera ] 前回謎と書いてしまったカメラの機能ですが、どうやら4面図からのビューのような正射投影法のカメラのようです。
[ Adaptive Pixel Subdivision: Subdivision Control via Weightmaps ] レンダリング時のポリゴン分割レベルを、ウェイトマップや数値、エンベロープ、エクスプレッションなどによってコントロール、ピクセル単位でコントロールする方法が追加されるようです。
[ Animation Path for Wind Effectors ] windダイナミクスに、パスコントロールの機能が追加されるようです。動画では、パーティクルを併用した作例となっています。
I love this stuff. 今回は201のαテスト時に作成された室内と、カメラディストーションエフェクトを使ったアーキテクチャー画像の2枚が載ってます。
[ Jet paint1 ]/[ 2 ] 飛行機のモデルをベースに、カラーやスペキュラー、バンプなどを塗りながら紹介する内容となっています。
[ Distant Light ] レンダリング時に使われるディスタンとライトのエッジ部分のソフトネスの拡散角度の紹介です。以下4つのリンクはそれぞれの角度の画像です。
[ Node Editor ] タイトルの通り、ノードベース型のシェーダの紹介です。従来のサーフェイスエディターも同時に使用出来るようです。
[ Advanced Camera Tools ] 従来のカメラに加えて、アドバンスドカメラオプションが追加され、魚眼やツイスト、360度のレンダリングなど現実には存在しないレンズ効果を可能にする機能です。
[ List Manager ] 量が増えるほど扱いにくくなる、リストマネージャが改善されるようです。

[] 多次元*妄想的世界
[引用サイト]  http://tajigen.exblog.jp/
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 Last Updated 2007/ 02/ 25/ 00時04分49秒

みなさんは、WWWブラウザの初期設定の中に、次のような項目があることにお気づきでしょうか。この項目には、「使用している言語によって、異なるページを発信するサイトがあります。」と書かれています。それはどういう仕組みによって行われているのでしょうか。
このページでは、Asahiネットで1999年4月末から一介のページ作者として異なるページを発信できるようになったことを受けて、Asahiネットでこの仕組みをどのように使えるのかの概略を記します。Asahiネット事務局から正式な利用ガイドが出るまでの間の非公式ガイドとして皆様のお役に立てば幸いです。
わたくしたちがWWWブラウザで何かある「ページ」を眺めようとする際、ユーザの操作としては「ページ」のURIを入力するだけで、後はブラウザがどうにかしてくれているわけですが、WWWブラウザとWWWサーバの間ではHTTP (HTTP 1.1: [RFC2068]) という通信規約に基づく折衝が行われます。
この折衝の際、単純に「これこれのURIのリソースを送ってよこせ」という要求とそれに対する応答が為されるだけではありません。WWWブラウザは、初期設定等に基づいて、「もし選べるんだったら日本語のページを送ってね」とか「文字符号化方式はEUC-JPがいいなぁ」といった情報も送っていて、WWWサーバは、(もしこれに応じられるよう設定されていれば)適切なリソースを選んで送信しているのです。
この、言語や文字符号化方式などの違いのことを「リソースの表現形(representation of a resource)」と呼び、WWWブラウザとWWWサーバの間で最も都合の良い表現形は何かということの情報交換を行うことを「Content Negotiation」と呼びます。Asahiネットでは、1999年4月末から MultiViews による [Negotiation] が有効になりましたので、このページで概説するような、リソースの多次元的表現が可能になりました。
実は冒頭の初期設定は、この Content Negotiation の際に「もし選べるんだったら何語のページを送ってほしいか」という情報をWWWブラウザからWWWサーバに送らせるために、設定するものなのでした。
WWWの「ページ」は、URI (Uniform Resource Identifire) で各々を指し示すようになっています。このような「ページ」のことを [URI] の枠組で呼び替えると、「ある1つの固有名を持つリソース」という言い回しになります。これまでわたくしたちは(というか、わたくしは)「1つの固有名を持つリソースというのはすなわち1つの固有名を持つファイルである」と思っていましたけれど、実は、そうではないリソースの在り方があるのです。
ここに、言語以外は全く同じ内容を持つHTMLファイルがあるとしましょう。双方がインデックス「ページ」であるとします。この「英語のindex.htmlファイル」と「日本語のindex.htmlファイル」をファイル名のみで区別したい場合、「index.html / index-j.html」といった名前をつけるのが過去のわたくしの常でした。これとは違い、複数言語のファイルを識別するために複数の拡張子を設けるというアイディアもあり得ます。「index.en.html / index.ja.html」といった具合です。
実は Content Negotiation の機能は、「ページ」の書き手の立場で眺めれば、「複数の拡張子を用いて識別している複数のファイルのWWWでの呼び名を、1つのURIで代表させる」ということによって実現されています。上の最後の例で言うと、拡張子の順番を変えて、「index.html.ja」ファイルと「index.html.en」ファイルのURIを「index.html」だということにしておけば、追加されている言語識別子をWWWサーバとWWWブラウザの間での「望ましい言語」に関する折衝の情報に利用できる、というわけです[*]。
AsahiネットがWWWサーバに用いているApache(1.3.6)の場合、1つのURIで表せるリソースの表現形には次の4つの次元があります[**]。
どの次元を区別したいかによって、ファイル名のつけかたとURIのつけかたが異なって来ます。例えば「XMLファイルとHTMLファイルのどちらかから選ばせたい」と考える場合、ファイル名は「hoge.xml / hoge.html」でURIは「hoge」というものになりますし、「このHTMLファイルの文字符号化方式を選ばせたい」という場合のファイル名は「hogege.html.jis / hogege.html.utf-8」でURIが「hogege.html」といった具合になるでしょう。
ここに、ファイル名とURIの関係を表にしてみました。もちろんファイル名を完全に記した場合も有効なURIではありますが、Content Negotiation の役には立ちません。
有効・無効について、各々すべての組み合わせを掲げたわけではありませんが、ある法則性があることにお気づきいただけるでしょうか。
MIMEタイプ、言語、符号化方式の3次元に関してはデファクトスタンダードを含めて世界標準がありますが、文字符号化方式の次元に関しては現在まだ標準はありません(そもそも、文字符号化方式の次元をMIMEタイプとは独立した1つの別次元として扱えるよう設定されているWWWサーバは、Asahiネットの他、日本イソターネット協会など、限られた数しか稼動していないようです)。
ともあれ、文字符号化方式の識別子として、Asahiネットでは現在、わたくしが世界に提案中(^^;)の [CharsetConf] による識別子セットをベースにした識別子を用いています。
MIMEタイプの識別子には、通常わたくしたちがファイルの拡張子として用いているものが使われます。符号化方式の識別子もまた、「gz」や「bz2」など、非常にポピュラーなものでしょう。
言語の識別子には、HTML 4.0 のlang属性値と同じく、[RFC1766] の言語識別子が用いられます。なお、現在のAsahiネットの設定は、「ja-JP」や「en-US」のように地域情報との組み合わせではなく、「ja」「en」のような形式でないと、言語の識別子としては認識されないようです[*4*]。
また言語情報に関しては少々面白い機能があり、バイリンガル/マルチリンガル文書の言語情報を記す場合には優先順に「language.html.ja.en.fr」のようなファイル名にすれば、各言語識別子が表す言語情報が、ファイル名の拡張子として記した順番通りの優先度をもつものとして扱われます。
ちなみに、5月14日現在で有効な言語識別子は「de」「el」「en」「fr」「it」「ja」の6つだけです。近日中にHTML 4.0仕様8.1.1節に例示されている16言語及び「ko」「eo」が認識されるよう設定してもらえるよう頼んであります。これで不足な場合は、MIMEタイプの設定同様BBSのsupport/html会議室で事務局に依頼なさるとよいでしょう。
現在W3Cでは "次世代HTML" である [XHTML] の仕様策定の作業が進められています。これは [XML] によって HTML 4.0 DTDを書き直す作業と平行してDTDのモジュール化をおこなっているものです。
XHTMLに限らず、XMLベースのWWW「ページ」が一般化していく過程である種の障害となりかねない注意点があります。インターネットメディアタイプ「text/xml」を規定する [RFC2376] の共著者らが『Charsetパラメタの勧め』で述べているように、XMLファイルの場合、HTTP応答ヘッダ中にサブタイプとして適切なcharset情報を掲げることが必須なので、HTMLで言うところの「METAタグ」ではない方法で、正しいcharset情報を文書の書き手がサーバに与え、またサーバがクライアントに知らせる仕組みが必要なのです。
Asahiネットでは AddCharsetパッチと Content Negotiation + MultiViews の機能によって、全てのtext系メディアに関してcharset識別子を与えられ、これによってHTTP応答ヘッダ中にcharset情報を付加させられますので、リソースを多次元化しない場合にも、charset識別子を利用することをお勧めします。
多次元的な表現形が用意されているリソースについて、WWWサーバとWWWブラウザの間で「受け取り可能な (Acceptable)」表現形に関する折衝が行われた結果、ブラウザ側の受け取り可能な表現形が存在しないと判った場合、サーバは「406 Not Acceptable」というメッセージを返します。このメッセージは「404 Not Found」とは異なり、「当該URIのリソースは確かに存在するけれども要求された形式の表現形は存在しない」ということを表します。
よく設計されたWWWブラウザなら、この際、WWWサーバから「Available Variants」に関する情報を受け取りますので、その一覧から選び直してもらえます。
なお、例えば「index.html.jis」「index.html.utf-8」「index.html」というファイルを用意しておいた場合、ISO-2022-JPもUTF-8も受け取れないWWWブラウザはindex.htmlを見に行く――という優先順になりますので、文字符号化方法と言語の次元に関しては、表現形に関する「最後の砦」として当該次元の識別子が無いファイルを用意しておくことも可能です。
しかし、charset情報を記したMETA宣言をHTTP応答ヘッダに反映させるWWWサーバが存在しないのと同様、このMETA宣言もクライアント/サーバ間での Content Negotiation には無効です。
幸いAsahiネットでは言語識別子となる拡張子を用いることで、サーバに反映される言語情報をページの書き手が提供できますから、この場合は次のようなファイル名を記すようにしましょう。
また、同ノートの主眼である「マルチリンガルな文書だった場合にその主言語と副言語をどのように表すか」という点も、この図からお分かりいただけるように、「複数の言語識別子を優先順で並記する」ことによって実現されます。(「jikken.html.fr.de.8859-1」ファイルと「jikken.html.de.fr.8859-1」ファイルが、どういうvariantsとして表現されているかにご注目ください。ノートが述べているように、HTTP応答ヘッダのContent-Languageフィールドには、複数の言語が含まれる場合に優先度順にコンマ区切りで情報が記載されるのですが、その通りの情報が掲げられていますね。)
こうしたFeatureの類に関しては、少なくともAsahiネットのように多種多様なコンテンツが作られ得るサイトにおいては、他の次元と同様にファイル名の拡張子を識別子に用いると収拾がつかなくなるんじゃないか? という気がします。まぁ現在は使えない次元なので心配する必要はないんですけれど。
わたくし、この「ページ」の画像ファイルに少々悪戯をほどこしました。「hoge.gazou.png」式に命名したPNG画像と「hoge.gazou.gif」式に命名したGIF画像を用意し、Content Negotiation でお好みの形式を選んでいただけるようにしたのです。
例えばWWWで流通させられるメジャーな画像形式が変わった場合でも、画像ファイルさえ差し換えてしまえばHTMLソースを変更することなく同じコンテンツを提供できます。また、Apacheの [Negotiation] の解説ページに書いてある例では、「今はHTMLファイルだけれど将来はSHTMLにしたい」なんていう場合でも「hoge.html」ではなく「hoge」をURIとしておけば "住所変更" の必要がありません(今なら「HTMLからXMLへ」でしょうか)。
プライマリ識別子に不足がある方や、セカンダリ識別子が欲しい方(例えば北京の中国語zh_CNと台湾の中国語zh_TWを区別したいなど)は、BBSのsupport/html会議室で事務局に頼めば追加登録してくださるでしょう。
A: すみません、4月30日の夜になるまで「text/xml」や「text/xsl」のMIMEタイプ登録を事務局に頼んでいなかったので、「.xml」や「.xsl」がサーバ側から認識されない状態なのでした。誰かとっくに登録してると思ったんですけど、まだだったんですね(^^;)
hrefcheckerを使うと、言語違いのリソースについてはチェックできます。残念ながら作者の方の大学卒業に伴ってhrefcheckerのWebがリンク切れになってますけど。
A: 各次元の識別子にタイプミスはありませんか? あるいは、登録されていない識別子だったりしませんか? Variantsのうちのどれか1つでも無効なファイル名だったりすると、Content Negotiation のためのVariants一覧作成に失敗し、有効なファイルも認識されなくなってしまうみたいです。

[] Asahiネットだからできるリソースの多次元的表現について
[引用サイト]  http://www.asahi-net.or.jp/~sd5a-ucd/docs/resource.html
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