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希望とは?

出会系での検索結果です

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1966年に始まった『週刊プレイボーイ』の人生相談。40年の時を経て今はリリー・フランキーだが、わしがこの中で一番感銘を受けた人生相談は、柴田錬三郎でもなく、今東光でもなく、吉本隆明でもなく、野坂昭如でもなく、アントニオ猪木でもなく、開高健でもなく、赤塚不二夫でもなく、岡本太郎でもなく、武田鉄矢だった。おそろしい。
しかし、これがいいのだ。人生相談の質問ってのは大体においてくだらない。だから回答者によっては、ひどくぶっきらぼうに答えたり、その回答の姿勢でもって回答するようなことをしたり、いろんな方法をとる。しかし、武田鉄矢はちゃんと相談に向き合って、しかも陳腐にならない回答をする。これが難しい。人生相談の相談がくだらなければ、回答だってくだらなくならざるを得ないのだ。チンコが小さいのが悩みなんです、なんて相談、気にすんな、で終わりだろう。ところが、武田鉄矢はすごい。読んでいて、なるほどって思わされちまうんだもの。
相談が「彼女はいるのですが、どうしても風俗通いがやめられません。風俗に行くと、彼女には要求できないことも要求できて、とにかくハマってしまうのです」。
これに対する回答が、こうだ。「実はセックスというのはお互いを汚しあうことなんです。だから、本当にキミが彼女のことを好きなら、彼女と一緒に汚れる性を体験しなければ本当の性は完結しないんだ。(中略)そしてまたセックスっていうのは、お互いを汚し合い、お互いを洗い合うところに本質があるんだな。だから、セックスの後に言うじゃない、「ごめんね、痛くなかった?」って。あれは、汚した体を洗ってあげてる時の言葉なんですよ。キミが風俗にハマっているのは、相手を洗ってあげる必要がないからなんだよね。それは、例えばレストランと一緒で、自分が食べたものを後片付けする必要がないから、気楽だし、好き勝手注文することができる。でも、毎日レストランばかりじゃ、飽きちゃうし、お金も続かなくなるわけでしょ。そうすると、やっぱり自分の家で食べるご飯が中心になるし、いちばん落ち着ける場所になる。だから自炊をするんだけれども、自炊をするために魚を買ってさばいてみれば、はらわたは出るし、生ゴミなんかたくさん出るわけだ。すると当然、部屋は汚れるよね。実は本当の性、セックスというのはそういうことなんです。今のあなたは彼女とのセックスを汚さないように、散らかさないように、後片付けがしやすいようにやってると思うんだ。でもさ、若いんだったらふたりで片付けないと片付けきれないぐらい汚したりしていいんじゃないかな。キミはもっと獣性や野生を出して彼女を汚すべきなんだ。そして、その汚れをふたりできれいに片付ける。そんなところに、本当の愛につながる性の道、セックスの道というのがあると思うんです」。
相談が「最近、ボクはなんのために生まれてきたのかと考えることがあります。(中略)人間って一体なんのために生まれてくるんでしょうか」。
それに対する答えが「この問題に対しては、人から聞いた答えはつまらないものになってしまうのです」というものだ。ここまでは、実に普通で一般的な人生相談の回答だ。自分でそんなもん考えろ、と当たり前に正しい結論になってしまうのだが、武田鉄矢はここでは終わらない。「ただ、その問題を考えている人たちは、みんな悩みながら、なぜか突拍子もないことをやり始めているんです。ちょっと難しい話になったので、簡単な例を挙げてみましょう。桃太郎という昔話があります。よく考えてみてください。桃太郎っていうのは実に変なヤツですよね。桃から生まれたといわれて、ある日突然、鬼ヶ島へ鬼退治に行くわけです。だいたい、桃から人間が生まれるわけがないと思っていますよね。そんなことは子供でもわかります。それに、自分にはおじいさんとおばあさんしかいない。村の友達と比べれば、なぜなんだろうと不思議がるでしょう。そこで、桃太郎は鉢巻を締めて考えたんでしょうね。「オレはなんで生まれてきたんだろう?」。そこで出た結論は、「オレは鬼退治をするために生まれてきたんじゃないだろうか?」だったと思うんです。オレはどうやらふつうのやつとは違う、オレはなにか突拍子もないことをするために生まれてきたんだ。その突拍子もないことはなにかと考えたときに、それが「誰もやらない鬼ヶ島を攻めること」だったんじゃないでしょうか。突拍子もないことをやることで、桃太郎は、オレはなんなのか? という答えを見つけたんだと思うんです」。
なんというしなやかでアクロバティックな想像力。どうしてそこで桃太郎が出てくるか分からないが、実に説得的だ。こんなところにこんな才能が埋まっていたとは、武田鉄矢。
# erohen 『いやはや、どうもです。しかし、ほかの部分がここまで面白いかは疑問であります。でも、まあいい本です。』
# yubiyubikitasu 『>「実はセックスというのはお互いを汚しあうことなんです。」>「セックスっていうのは、お互いを汚し合い、お互いを洗い合うところに本質がある」>「キミはもっと獣性や野生を出して彼女を汚すべきなんだ。そして、その汚れをふたりできれいに片付ける。そんなところに、本当の愛につながる性の道、セックスの道というのがあると思うんです」うわ〜エロイ。でも直球な意見ですね。確かにそうかも・・・。』
# erohen 『むう、みなさん沢山反応なさっていますが、ということは僕だけではなく、いろんな人に共感されるメッセージだったんだろうなあ。』
# tomoya 『はじめまして。よく読みにきてます。実に見事な回答じゃないですか。武田さん、すごい才能です。』
# erohen 『どうもはじめまして。絶賛しておきながら武田鉄矢の字を鉄也と間違えておりました。直しておきました。いやはや、武田鉄矢の人生相談本が出ればいいですね。』
# shus 『桃太郎といえば『世界一受けたい授業』で講義してた内容思い出しました。(http://www.ntv.co.jp/sekaju/student/20070113.html)個人的には「しなやかでアクロバティックな想像力」と「オイオイ、深読みしすぎだろ」の中間あたりに位置してる言説な気がしないでもないですが、だからこそ武田鉄矢氏の講義って大好きです。』
# erohen 『おお、そんな番組があったのですか。持ちネタの一つなんですね。おっしゃるとおり、想像力とは深読みのことであり、実に正しい見方であると思います。』
生活が変わり、あんまり書店にも行っていないと、やはり時代に乗り遅れてしまう。こんな雑誌が出ているなんてまったく知らなかった。もったいない話だ。アスペクトのPR誌で、特集「印刷機♡大好き」によると(すごい特集だが、実に自然な感じでやっている)、公称1万部、実際はかなりそれよりも刷っていないようだ。しかし、いい意味で適当な感じの誌面で、しかし充実した連載陣、そして実はちゃんとPR誌としての機能も果たしていて、アスペクトの本、買いたくなる。結構いろんなジャンルの本を出している版元さんなんですね。先ほどの特集「印刷機♡大好き」も、一見なんじゃこの特集、という感じではあるが、最後に「印刷会社(特に営業担当者)にメーワクをかけたアスペクトの本」というのが載っており、これがいい本ばかりで、読みたくなる。うまい雰囲気作りをしてるよなあ。
さらに連載、単発ともに、一つ一つが短いのがいい。ほとんどが見開き2ページで終わっており、サクッと部分部分だけ読める作りになっていて、薄くても満足感が得られる。
野村進『千年、働いてきました』(集英社新書)に続き、企業モノを読んでいるが、こういう地道なノンフィクションものを取材する人たちには頭が下がる。この『ビール15年戦争』は、我々酒飲みには欠かせないビールについて書かれた本なのでさらにその思いは募る。わしなんか、サッポロとアサヒが同じ会社だったことすら知らなかったもんね。サブタイトルに「すべてはドライから始まった」とあるように、キリンビール、サッポロビールに続き第三位、サントリーにまで抜かされそうだったアサヒビールがスーパードライから逆転を始め、業界首位に立つまでが基本主軸になっているのだが、アサヒマンセーという訳でもなく、ビール4社をフラットに書いている。それぞれの企業の社長、役員クラスだけではなく、現場の人たちにも数多く取材をしているので、それぞれの会社の雰囲気も分かって面白い。わしはやっぱりダントツでサントリーに入りたいと思ったのだが、まあそんなことはあるまい。今日も一番搾りを飲むだけで終わるだろう(キリンじゃねえか、というツッコミはなしで。一番搾りもわしが生まれる前からとかある銘柄だと思ってたら、1990年発売なのね。スーパードライが1987年。意外とビールって商品の移り変わりが激しいんだな、ということもこの本で実感した)。
文楽を初めて観た。人形でやる芝居だってのも知らなかったが、楽しめた。基本的に文楽は、三つのセクションからなっている。人形を動かす「人形遣い」セクションと、セリフ、ト書き、状況説明を声で行う「太夫」セクションと、「三味線」セクション。今回の話は、大化の改新の裏に女の三角関係のドロドロがあったという筋書きなのだが、基本的に今の昼ドラと変わらない恋愛モノ。いつの時代でも庶民が楽しむものは変わらないということで、今観ても充分楽しめる。イヤホンガイドがないと、何が何やらしゃべっているのか分からないかもしれないが、まあ字幕もあるのでなんとかなる。人形遣いの中にも人間国宝の人がいたんだけど、動きの優美さ加減が違うのな。手とか顔の動きに、人形なのにゾクゾクなってしまう。今回は時代物と呼ばれるジャンルだったが、世話物と呼ばれる江戸時代の同時代の話のほうが、こちらは昼ドラというより更に下世話なワイドショー的なものだったらしく、こちらを今度は観てみたい。
ゴーイングライブを観るのは久しぶりだが、しばらく見ないうちに、松本素生がオシャレになっている。茶髪の短髪になり、黒縁眼鏡にも色が入っているではないか。聴いていて思ったが、やはりゴーイングの魅力とは恥ずかしいほど素直な青春なのだ。どこまでもベタ。そこにこそこのバンドの輝く瞬間はある。なんだかいろんな細工をしても、この人たちに突き抜ける狂気はない。どこまでも素直で朴訥に、ただただロックをやりたいんです、という青春。そうしたベタさを突き詰められたら、すごいバンドになる気がする。そのためにも茶髪とかオシャレ眼鏡なんて全然ダメだ。

[] エロ本編集者の憂鬱と希望
[引用サイト]  http://d.hatena.ne.jp/erohen/
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 Last Updated 2007/ 02/ 20/ 16時49分12秒

2007年1月から2月にかけて、希望学プロジェクトでは、「釜石出身の方々の生活と意識に関するアンケート」を実施いたします。ご協力宜しくお願いいたします。
希望学プロジェクト釜石調査では、2007年3月3日に公開シンポジウム「釜石に希望はあるか」を開催いたします。
希望学の成果」にディスカッションペーパーシリーズNo.10(梅崎修・青木宏之)の情報を掲載しました。(2007.02.19)
希望学の成果」にディスカッションペーパーシリーズNo.9(玄田有史)のPDFファイルを掲載しました。(2007.02.05)
希望学関連記事」に【2007年1月8日号『日経グローカル』「地域産業の振興に「希望」はあるのか:釜石の取り組みを手がかりに」(辻田素子)】を追加しました。(2007.01.22)
希望学関連記事」に【2007年1月7日『東奥日報』「きょうを読む」(玄田有史)】を追加しました。(2007.01.19)
希望学の成果」にディスカッションペーパーシリーズNo.7(上神貴佳)、No.8(梅崎修・青木宏之・石田直子)の情報を掲載しました。(2007.01.19)
希望学関連記事」に【2006年12月号『更生保護』「働くことに悩む若者たちへ」(玄田有史)】を追加しました。(2006.12.08)
希望学関連記事」に【2006年11月号『世界の労働』「格差社会における希望学の意義」(玄田有史)】を追加しました。(2006.12.08)
希望学関連記事」に【2006年12月4日「子どもの時の失敗経験が、生きていく力を育む」(Z会中学講座資料:玄田有史インタビュー)】を追加しました。(2006.12.04)
希望学関連記事」に【2006年11月24日『毎日新聞:東京夕刊』「キャンパる:インタビュー・会いたい人 東京大社会科学研究所・玄田有史さん」】を追加しました。(2006.11.28)
希望学の成果」にディスカッションペーパーシリーズNo.6(玄田有史)のPDFファイルを掲載しました。(2006.11.26)
希望学関連記事」に【2006年11月12日『朝日新聞:朝刊』「補助線:希望はどこへ行った」(編集委員:西井泰幸氏)】を追加しました。(2006.11.26)
希望学の成果」にディスカッションペーパーシリーズNo.5(橘川武郎)のPDFファイルを掲載しました。(2006.10.31)
希望学関連記事」に2006年9月の釜石調査に関する現地報道記事を1件追加しました。(2006.10.25)
希望学関連記事」に2006年9月の釜石調査に関する現地報道記事を4件追加しました。(2006.10.23)
2006年8月19日から10月1日にかけて、希望学プロジェクトでは、「暮らしと法律相談についての釜石調査」を実施いたしました。ご協力ありがとうございました。(2006.10.04)
「釜石物語」に【「風が通りすぎる街」佐藤義行】、【「大学院時代の釜石の思い出」青木宏之】を追加しました。(2006.08.16)
希望学関連記事」に【2006年7月22日号『週刊ダイヤモンド』「『希望学』が明かす時代の閉塞感」(玄田有史インタビュー)】を追加しました。(2006.08.05)
『週刊ポスト』2006年7月14日号に、『希望学』の書評(評者:重松清氏)が掲載されました。(2006.07.13)
希望学関連記事」に【2006年7月4日号『日経ビジネス・アソシエ』「仕事がより楽しくなる「希望学」とは」(玄田有史インタビュー)】を追加しました。(2006.07.10)
希望学の成果」にディスカッションペーパーシリーズNo.4(水町勇一郎)のPDFファイルを掲載しました。(2006.07.10)
希望学関連記事」に【2006年5月23日『岩手東海新聞』「逃げずにチャレンジを:東大助教授の玄田有史さん 釜石商高3年生にエール」】、【2006年5月25日『岩手日報』「就職に夢忘れずに:東京大学玄田さん 高校生にエール」】を追加しました。(2006.06.09)
希望学関連記事」に【2006年5月18日『北海道新聞』「希望学」プロジェクト責任者 玄田東大助教授に聞く】を追加しました。(2006.05.31)
希望学関連記事」に【2006年5月15日朝刊『読売新聞』「「希望」の意味づけ第1弾」 玄田有史】を追加しました。(2006.05.19)
希望学関連記事」に【2006年5月号『中央公論』「今月の集中講義「希望」 宇野重規】を追加しました。(2006.04.14)
希望の名言集」に【岸洋子「希望という名のあなたをたずねて 遠い国へとまた汽車にのる」】を追加しました。(2006.03.17)
希望学の成果」にディスカッションペーパーシリーズNo.2(五百旗頭薫)、No.3(梅崎修)のPDFファイルを掲載しました。(2006.3.14)
希望学関連記事」に【2006年2月20日号『アエラ』掲載「希望学 ―東大に「希望学プロジェクト」が立ち上がった。「希望」の正体を解く鍵は、実は「挫折」にある。」 玄田有史】を追加しました。(2006.03.02)
2006年1月14日(土)から2月上旬にかけて、希望学プロジェクトでは、職業教育に関するアンケート調査を実施いたしました。ご協力いただきありがとうございました。
希望を考える」に【「就活」における希望(「心のひだ」仮説) 坂口 慶樹】を追加しました。(2006.02.08)
希望学関連記事」に【2006年2月号『中央公論』「希望は人を幸せにするか 「希望学」で掴む格差社会の正体 対談 玄田有史 宮崎哲弥」 】と【2006年1月12日『朝日新聞:岩手版』 「「希望」の奥に社会が見える:東大社会科学研が釜石で調査」】と【2006年1月12日『岩手東海新聞』 「釜石で「希望学」調査:東京大学社会科学研究所 産業・歴史など総合的に」 】と【2006年1月12日『岩手日報』 「釜石で「希望学」調査:東京大研究所」】を追加しました。(2005.01.21)
希望を考える」に【「ギリシア神話「パンドラの箱」から」 河野仙一】を追加しました。(2006.01.19)
希望学関連記事」に【『月刊ZONE』2005年12月号「希望学:いきいきと人生に立ち向かうために」玄田有史】を追加しました。(2006.01.06)
希望を考える」に【「偽物の希望」と「本物の希望」 橘川武郎】を追加しました。(2006.01.06)
希望学の成果」ディスカッションペーパーシリーズNo.1(岡野八代)のPDFファイルを掲載しました。(2005.12.27)
希望学関連記事」に【2005年12月1日『季刊 健康』2005年冬号「希望を科学する」玄田有史】を追加しました。(2005.12.14)
希望学関連記事」に【2005年11月14日『毎日新聞』(夕刊)「シリーズ<現在>への問い」第4部-創造力の行方-(6)「これからの若者にとっての『立身出世』とは?」玄田有史(PDF)】を追加しました。(2005.12.02)
希望学関連記事」に【2005年10月11日発行『東京大学新聞』掲載「学問で「希望」を追う」】を追加しました。(2005.10.31)
希望学関連記事」に『経済セミナー:特集 「希望」と経済』2005年第110号(10月27日発売)、『能力開発マガジン:特集 若者・夢・未来』2005年秋号掲載記事の情報を追加しました。(2005.10.28)
希望学宣言!(シンポジウム全記録)」に「当日のアンケートから」を追加しました。(2005.10.28)
希望の名言集」に寺山修司「人類が、最後に罹るのは、希望という病気である」を追加しました。(2005.10.28)
希望学関連記事」に【2005年第34号(9月6日発売)『ビッグイシュー日本版』掲載「どこかネジれていて、パラドキシカル──希望って何だろう?」玄田有史】と【2005年第34号(9月6日発売)『ビッグイシュー日本版』掲載「「希望」について調べてみました」永井暁子・佐藤香】を追加しました。(2005.09.21)
9月17日18時より、BSデジタル放送BS-i「荻野アカデミア」(特集:希望がみえない)で、シンポジウム「希望学宣言!」が紹介されました。(2005.09.15)
希望学関連記事」に【2005年9月号『中央公論』「希望と挫折が生み出す未来」(PDF)】を追加しました。(2005.08.26)
希望学関連記事」に【2005年7月26 日『週刊 東京大学新聞』「希望学プロジェクトが始動」(PDF)】を追加しました。(2005.08.01)

[] 『希望学』:東京大学社会科学研究所 希望学プロジェクト
[引用サイト]  http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/
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 Last Updated 2007/ 02/ 20/ 16時49分12秒

社会の問題を考えようとするとき、これまで希望は前提でした。希望、それはすなわち欲望や目的となり、その欲望や目的を所与として、消費、進学、就業、結婚、出産などが実行されると、社会科学では考えてきました。しかし現在、その前提自体が揺らいでいます。
進歩、発展、成長、近代化。そんな言葉を信じられる時代がありました。個人が何を欲し、何を目的として生き、社会がどこに向かっているかについて、はっきりと先行きが見えているかに思える、そんな時代でした。そのころ、学問を含む様々な社会的言説もまた、「希望はいつでも存在する」ことを暗に想定していました。しかし、今や、そのような想定が失われつつあるのです。
かつて炭坑夫たちは、炭坑に入るとき、かならずカナリヤをつれていったといいます。坑内に有毒ガスが漏れ出したとき、人間より早く、カナリヤはその危険を察知したからだというのです。もしかしたら若者たちは、現代のカナリヤなのかもしれません。無気力、学力低下、低年齢化する犯罪などといった行動も、希望という空気が薄くなりつつある現代への若者たちの反応を、大人の立場から表現したものかもしれません。
「失われた10年」と呼ばれた時代が過ぎ、さらに年月がたった今日でも、「この国を覆う閉塞感」という言葉をしばしば耳にします。それでは、その閉塞感の正体とはいったい何なのでしょうか。その感覚は、単に景気が上向けば、自ずと消え去る類のものであるとは、到底思えません。なぜなら、現代の社会には希望の喪失という闇が深く潜んでいて、それこそが閉塞感の根源にあることに、みんな気づいているからです。
激動する就業環境のなか、働く人の多くが「自分は何のために働くのか」にとまどい、失業者の多くは「希望する仕事がない」といいます。ひきこもりやニートには、やりたいことがみつからない限り、働けないという感覚があります。暮らし全般をみても、成熟した社会のなか、自分が本当には何を消費したいのかが、わからないという人が少なくありません。しかしながら、健康についても、医療技術の発達に加え、本人の持つ希望のあり方が、改善状況を左右します。技術革新が切り開く社会の未来も、進歩の先に個人がどんな希望を見るかによって、その姿は異なるでしょう。高齢社会において多くの人が模索しているのは、単に人生を長らえることばかりではなく、一人ひとりの人生をいかに生きるかという、長期的かつ実践的な行動指針ともいうべき、真の意味での希望です。
希望は、各個人にとっての過去と未来とをつなぐ展望を与えます。また希望は、個人と個人との関係を規定します。その希望が、今まさに問題となっているのです。
では、仕事や暮らしのなかの希望は、いったいどのように形成され、そして失われるのでしょうか。そんな希望の変動は、社会の動きとどのように関係しているのでしょうか。希望学とは、社会全般にとっての根本的な課題としての希望について、その社会的意味を明らかにすることを目的に、従来の学問的枠組みを超えるかたちで、東京大学社会科学研究所を基盤として2005年度より始められた新しい学問です。
他に類をみない希望学という新しい社会科学が目指すのは、次の三つの普遍的な問いに対する答えの追求です。一つは「社会において個人が形成する希望とはそもそも何なのか」という問いです。希望という日常的に用いられる言葉が、社会を語る上でも重要な概念であることは、多くが認めるところでしょう。にもかかわらず、希望の精緻な内容は必ずしも明確にされてきませんでした。あるいは、個々の分野ごとに理解が異なりました。これに対し、希望学は、希望について誰もが語れるための、共通言語の構築を目指します。
第二の問いは「社会が個人の持つ希望にどのような影響を及ぼすか」です。日本社会は、第二次世界大戦後の壊滅的状況から驚異的な経済成長を実現し、その後幾度かの停滞や危機を経験しながら、世界的には依然として高い生活水準を続けています。そのなかで日本人の希望観・未来観は大きく変容してきました。日本社会は、社会の変動と希望の歴史を持っているのです。社会科学研究所には、日本人の意識や行動に関して豊富なデータを蓄積しています。その財産と新たに実施する希望に関する調査研究を通じて、社会の変動が個々人の希望形成のあり方に与える影響を明らかにします。
第三の問いは「個人の形成する希望が社会状況をどのように規定するのか」です。希望は社会によって影響されるばかりでなく、希望それ自体が社会を変えていく可能性を秘めています。社会状況の改善を目指すとしても、その改善の試みが個々人の将来に対する希望をどのように変え、その結果としてどのような集団行動へとつながるかについての理解が不可欠です。希望学は、思想・制度研究、経済・歴史分析、社会調査など、社会科学研究所が保有する学際的かつ総合的な研究実績を活かし、希望が社会に与える影響と、希望を通じて社会を改善する方策を考えます。
人はどのようにして希望を持ち、そして失うのか。希望は社会とどのような関わりを持つのか。希望学は、社会のなかでの希望の意味とありかについて、一人ひとりが探求するための科学的プロジェクトです。私たちは社会科学者として、事実の積み重ねを通じて、希望について考えていきます。

[] 『希望学』:東京大学社会科学研究所 希望学プロジェクト
[引用サイト]  http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/outline.html
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 Last Updated 2007/ 02/ 20/ 16時49分12秒

私がいつも心の中に持ち続けていたい言葉。それは”希望”の二文字です。少しずつでも、この言葉の持つ意味を青空に向かって発信し続けて行けたらと思っています。どうぞ、よろしくお願い致します。
17日は、いつも日記の下の所に案内を出していた『君に伝えたいことがある 〜古市佳央(mixi名:しゃちょうさん)連続講演会〜 』。
そして、18日は、アースディ東京2007 お金のいらない国カフェミーティング&六ヶ所村核燃料廃棄物再処理施設勉強会。
天気がコロコロと変わったり、不安定な2日間だったけど、来てくれたお客さんたち、そして、スタッフの皆様のおかげて素敵な2日間が過ごせたと思う。
生きているって、それだけでも価値があるのに、それだけでも意味があるのに、何かに追われるように生きている。
だから、自分の心にも、相手の心にも差別が生まれ、争いが生まれ、人を傷つけ、それでも足りないのか、今度は自分で自分を傷つけ命を絶つものがでて。
日本の北の小さな村では核燃料廃棄物再処理施設のようなわけわかんないものができて、遠い海の向こうの世界では、地球温暖化のために沈み行こうとしている国がある。
いろんな自分の足跡をたどってみると、なんか、無駄なことをしているようにみえて、すべてに意味があるんだろうなってそう思うし、すべてが不運でもあり、幸運でもあり、それもどれも自分であり、他人にはできないことであり、そんな掛け替えのないものをすでにたくさん持っているのに、それ以上のことを何を焦って必要としてしまっているのだろうとも思う。
今、自分の体がここにあり、こうやって息をして、心臓を動かして、喜怒哀楽を湧きあがらせて、こうやって文章をたしなめている。
がんばれない自分がいて、走れない自分がいて、弱音を吐いてみたり、弱気になってみたり、怒りをぶつけてみたり、影のほうで泣いてみたりもするわけで。
でも、なんか、そんなんでもいいじゃんって、、、、、、それが、「あるがまま」じゃん、、、、、それが「自分」じゃん、、、って、、、、、そう思うんだけどね。
でも、それを許してくれないのが、世の中だったりするし、その世の中に揉まれて、心のどこかしらですり減らしている自分がいたりするわけで・・・・。
大雨で凄かった・・・・だけど、頑張って新大久保のオフィスに行った・・・・スタッフの人からのバレンタインデーのチョコ目当てに(そっちかい、笑)
それが、どういうことなのか、是非、古市さんの話からみんなにいっぱい伝わっていけばいいなってそう思う。
国連児童基金(ユニセフ)の子どもの意識をまとめた調査で、「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟25か国29・8%と、ずば抜けて高かったそうです。
と書いたけど、日本人の子どもたちは、本当に「孤独」になっているのではなく、「孤独」だとそう思いこんでいるだけだと。
でも、「自分だけ頑張っている、自分だけ弱者。自分だけ生きている」って言って、その手を自ら振り払っているのは「自分自身の心」なんだってそう思う。
2/17分はかなり満員に近い状態なのですが、まだ、なんとかなりそうですので、行きたい!っていう方は、是非、私に直接、ご連絡くださいね。
高校一年の春、重度熱傷41%という生死をさまよう大やけどを負い、その肉体的・精神的な回復の過程で得た、生きること、命への熱い思いを語って、全国の聴き手を、静かな感動の渦に巻き込んだ、しゃちょうさんこと古市佳央さん。
その古市さんが、このたび満を持して、初めての連続講演会を行ないます。今までの自らの軌跡、出逢い、そして命への思いを語る、3回シリーズ。
すべては4月2日から始まった―事故による大やけどからの生還、何年にもわたる入院と度重なる手術、社会復帰してからの葛藤、そして今の自分を受け入れるまでをお話します。今回初めての「蔵出し」の話もあるので、乞うご期待。
現在の僕を支えている、多くの素晴らしいの人たちとの出逢い―僕の財産となっているその出逢いの中から、珠玉のようなエピソードの数々を披露します。
さまざまな体験の中からつかみ取った、僕が君に本当に伝えたいこと―命、そして生きることの素晴らしさ、大切さ―について語ります。
1971年生まれ。「やんちゃな」少年だった高校一年の春、バイクによる交通事故で、重度熱傷41%という、生死をさまよう大やけどを負うが、奇跡的に命を取り留める。自ら変わり果てた姿に絶望し、真剣に自殺を考えるが、その後3年間に渡る治療を通じて、さまざまな入院患者との心のふれあいを経験し、再び生きる希望を取りもどす。退院後は、一般社会の人々の好奇と嫌悪、同情の視線にさらされ、逆に精神的な強さがつちかわれる。
現在は、中古車販売会社の社長業とともに、障害者と健常者の「生活の質」の向上をめざす、「オープンハートの会」の設立・運営や、自己の体験を通じて得た命の大切さを伝えるため、全国での講演活動を行っている。
前の日記のことがあり、かなり凹んでいたけど、仲間と逢えて、なんかほっとしたっていうか、すこし楽になりました。
静岡空港のような大規模公共事業や六ヶ所村の核廃棄物再処理場や核施設、汚染源になってしまう工場、米軍基地なんかの問題もそう。最後の最後は、地元のお金・・・・地元の経済、生活をどう活性化させ、発展させるかになってきてしまうんだよね。そういう施設がもたらす発展が「嘘」であって騙されていると知っていても、結局、それにすがらないと生きていけない現実もあると思うのです。
でも、もっと大事なのは、その先。地元の人々がそういう施設から得られる経済システムナシでも元気に生きていけるだけのパワーをつけてもらうことなんじゃないだろうかってそう思うのです。こんな施設がなくたって、元気に生きていける、輝く未来は存在してるっていう希望を伝えることなんじゃないだろうかって。。。。。。
よく言われる地方における「地域コミュニティ」のグッドプラクティスになるようなことを「お金のいらない国」という世界から発信できる場作りをし、少しでも新しい生き方として提案していきたい。
「お金のいらない国」へ向けて動き出していくことこそ、本当の意味で、こんな負の遺産しか残さないどでかいものを作る必要も、使う必要もなくなるって、そう信じています。
4/22、地球と共に生きることを感じ、地球に感謝し、私たちとして何ができるかをみんなで考えていこうというコンセプトで世界中で毎年行われているアースディ。
その開催地のひとつ、東京では、200〜300もの団体が集まり、来場者も15万人以上、著名なアーティストも多数参加し、環境のこと、平和のこと、社会のことなどをテーマに、さまざまな立場から、明日へ、未来へ、希望を提案、発信していくことを目指しましています。
今年は、それをさらにパワーアップさせて、もっと楽しく、もっと具体的に、もっと実践的に、「お金のいらない国」を提案していってしまいます☆
って「お金のいらない国」を作るために具体的な第一歩を歩んでくれる、そんなワクワク、ハッピー、元気になっちゃうようなカフェを東京のど真ん中に作ってしまいたい!
私のマイミクで、mixiに入る前からの友人でした。ネット上でしかお逢いしたことはないですが、10年ぐらい前に私が運営していた2つのWebの内、環境とか心とかを取り扱ったWebの方に訪れてきてくれたのがきっかけでした。日記でも書いたことのある全国規模の某NGOの繋がりでもあります。
私のWebは、自分の技量不足のせいで放置状態。プロバイダを変えたりしたため、いつの間にか消滅していました。だから、しばらく音信不通状態になっていたのです。
10年近く前、Web上でお逢いした当初は、明るく陽気で前向きなおじさんという感じだったのだけど、mixiで再会したときの変貌ぶりには驚きました。静岡空港反対などの活動の中でいろいろと傷ついてきたのは痛いほどわかったし、心はボロボロ、精神衰弱状態にあるのもなんとなくわかっていました。「光」よりも「影」が濃く「死」と「生」の淵にたたずんでいるのもなんとなくわかっていました。
実は、この話を知ったのは6日の夕刻頃。Webのニュースで。日記で書くか書かないか迷っていたのですが、、、、マイミクの一人の方がこのことを日記に書いてくれていますし、上の記事の中で、一番最初にリンクしているところに書いてあるmixiで書いていた遺書の一部を読んで、胸が詰まってしまい。。。。。
彼からは「俺は頭がおかしくなりそうだ。叱ってやってくれ。」というメッセージをもらうことが多かった。結局、叱ることはしなかったけど、、、、話を聞いてあげるのが精一杯だった。
アンタがクソ野郎とほざく市長や知事は、一番の頑固者で口うるさいヤツがいなくなったと、今頃、ほくそ笑んでるぞ。
アンタの言うアホやクソやクズやカスや、アンタみたいな大バカ野郎が本当に多いけど、、、、、苦しいこともあるけれど、、、、、
地球と共に生きることを感じ、地球に感謝し、私たちとして何ができるかをみんなで考えていこう、やっていこうという世界規模(開催地5000ヶ所!)のビックイベント。
その開催地のひとつ、「アースディ東京」は、代々木公園+イベント広場(NHK横)にて開かれ、去年は200団体ちかくのNGO・NPO、企業、フリマが参加し、15万人もの来場者がありました。
CWニコルさんをはじめ、加藤登紀子さん、BONNIE PINKさん、UAさん、忌野清志郎さん、などの著名な方たちも、毎年、参加してきてくれている。
こんなすごくて楽しいイベントに参加しなきゃ損!!ってなわけで、私は、毎年、何かしら関わって、ブース出展とかなんとかで参加しています。
去年は、NPO法人ネットワーク『地球村』を中心にした仲間たちを集め、りゅうじんさんの「お金のいらない国」をベースにカフェテリアを出店。
その場で劇をやったり、飲み物を無料(お金のいらない国なんで、笑)で提供したりと大好評!を頂き、分け合ってテレビ取材なんかもあったりもしました。
ブース(学校の運動会などで出されるテントぐらいの大きさ)を出展させて、さまざまなことをやって楽しんじゃおうと思ってます!
去年と引き続き、好評を得たりゅうじんさんの「お金のいらない国」をメインに据えて、カフェテリア形式のブースを出そうとは思っているのですが、まだ、確定ではありません。
そのあたりにはこだわらず、臨機応変にいろいろとやっていきたいと考えていますので、スタッフ&アイデアも大・大・大募集しちゃおうと思います!
マイミクのみなさんも、「ボランティアなんてよくわかんないけど、やってみたい!手伝ってみたい!」っていう人がいたら、連絡くださ〜い!
・【お知らせ】10/29 『輝く未来に向かって』〜平和は一人ひとりの心から〜 講師:山川亜希子氏(翻訳家)

[] 希望の空へ
[引用サイト]  http://www.deep-eco.org/myblog/
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 Last Updated 2007/ 02/ 20/ 16時49分12秒

いま、現場で求められているキャリアやスキルは、どんなものだろうか。本連載では、さまざまなITエンジニアに自身の体験談を聞いていく。その体験談の中から、読者のヒントになるようなキャリアやスキルが見つかることを願っている。
できるならば、自分がやりたいと思っている仕事をしたい。それは誰もが抱く希望だ。しかし、自分が「やりたい」ことと会社が「やってほしい」ことが一致するとは限らない。むしろ、最初は一致しないことの方が多いかもしれない。そんな中で自分のやりたいことを実現するにはどうしたらいいのか。インターネットイニシアティブ(IIJ) ネットワークインテグレーション部 コンサルタントの引地知寛氏は、自分のやりたいことを自らの努力でつかみ取った人物だ。
引地氏は現在、同社で提供するさまざまなサービスを組み合わせてのシステムの導入や、プロジェクト全体の統括などをしている。
引地氏がネットワークに興味を持ち始めたのは大学時代。工学部の工業化学科と情報系の学部ではなかったが、所属した研究室内でネットワーク構築を盛んに行っていたことがきっかけだ。
ネットワーク技術の面白さに目覚めた引地氏は、それまで漠然と考えていた工業化学系の業界に加え、通信系の業界も将来、活躍する場として考え始めた。1998年、大手通信会社に入社を決めた。
その通信会社では、音声回線やネットワークの配線をメインに仕事を行っていたという。ネットワークの仕事に携わりたいという引地氏の希望には必ずしも沿っていなかった。しかし、引地氏はそこであきらめずに、自分が希望するネットワークの仕事をするためにはどうしたらいいのか考えていた。「当時勤めていた会社は3年くらいの周期で部署異動があるので、その3年間のうちに自分がやりたいと願っていることを周りの人にアピールしようと考えていました」
引地氏は、自分の業務をこなしながら、CCNAなどのネットワークの資格を取得したり、ネットワーク構築をしている現場に足を運んだりしてスキルを吸収していった。また、人事担当者に自分の希望を伝え続けることも忘れなかった。
そして、待ちに待っていた部署異動の日がやってきた。そこで引地氏を待っていたのは、またも自分の希望から外れた仕事内容だった。「事業企画や若手社員の人材育成担当の仕事をすることになりました。人材育成の担当をしていると、自分がこの先どんな仕事を社内でしていくのか、大体分かるようになってきます」。このままでは、自分の希望がかなわないと判断した引地氏は、部署異動の3カ月後に転職を決めた。
インターネットイニシアティブ ネットワークインテグレーション部 コンサルタント 引地知寛氏
IIJに転職することに決めたのは次のような理由からだ。「自己のテクニカルスキルを向上させるために数社を選び、そのうちの1社がIIJでした。転職活動の最中にいろんな会社に応募しましたが、IIJはアクションがものすごく早かったのです。例えば、社員に会わせてほしいというとすぐに会わせてもらえたり、面接後、家に帰ってメールを見るころにはもう結果がでていたりするなど、対応の早さに共感しました。社員の話を聞くことができたこともありますが、仕事のしやすさや社内の風通しのよさを感じましたね」
こうした仕事のしやすさやスピード感についての印象は、転職してからも変わらなかったという。
転職してから4年間半は専用線を用いたインターネット接続サービスの構築や運用、障害対応を含めた保守を行った。「この間にいまの自分の機軸となるスキル、例えばレイヤー3の知識などをしっかりと学ばせてもらいました。構築から保守までを一貫してできる部署だったので、いろいろな経験もさせてもらいました」
また提案や機器の設置、交換などで頻繁に客先に出向く機会があったので、顧客からじかに声を聞き、フィードバックできることも大きかったという。
「時にはお客さまにおしかりを受けることもありましたが、『お客さまに高品質のサービスを提供する』という意識が部署全体にあり、つらさよりは充実感の方が大きかったと思います」
引地氏は2005年10月から、現在のネットワークインテグレーション部でプロジェクトを統括するプロジェクトマネージャ(PM)部隊の一員として、IIJのコアメンバーだけでおおむね4〜5人、多いときには20名ほどのメンバーで仕事をしている。IIJが提供するサービスを組み合わせたシステムから、サービスで補えない個別構築部分まで、顧客のシステム全体を管理する。
引地氏はこの仕事の面白さを次のように話す。「最終的に導入するシステムは同じでも、それを作るまでの過程はPMごとにそれぞれ違います。お客さまに一番近い場所で仕事をしているので、お客さまの本音を聞くことができます。そこで得た情報をいかに会社にフィードバックできるかという部分に面白さがあります」
そんな引地氏の今後の目標とは何だろうか。「いま所属している部署には優秀なPMがたくさんいます。まずはその人たちに追い付くことです。そして多数のコアメンバーで構成された大規模プロジェクトを自分で統括できるようになりたい」と話す。
そのためにスキルを向上させたいという意欲も強い。「自分自身、PMとして足りない部分はたくさんあると思っています。テクニカルスキルでは現在のネットワークのスキルをセキュリティやサーバなどの領域まで広げたいですね。そうすることで各担当者とより深い話ができるようになります。ヒューマンスキルももっと身に付けるなど、PMとしてゼネラリスト的にスキルを習得したいと考えています」
引地氏はPMの仕事を「泥臭い仕事」だという。確かにPMといえば聞こえはいいかもしれないが、顧客との折衝やプロジェクトの管理、時には自ら現場に入って作業するなど、あらゆることをやらなくてはならない。「でも、お客さまにはそれを見せずにできるだけスムーズにプロジェクトを進めることができるようになりたいですね」
引地氏に若い世代のITエンジニアに対するアドバイスを聞いてみた。引地氏によると新入社員など若い人の中には、「やりたいことが見えない、何となく仕事をしているという人」がいるという。
「そういう若い人には節目のたびに『自分が何のために仕事をしているのか』というプライオリティ付けをしてもらいたいです」と話す。「35歳で1000万円貯金したい」「スキルアップしたい」「達成感を味わいたい」など何でもいいという。
「極端な話ですが、『暇つぶしのために会社にくる』でもいいと思っています。そういう人の場合は、失敗しない程度に仕事をすればいいですから。自分の中で目標が決まるとやりたいことが見えてきて、自分がそれに向かって何をすべきか逆算できるようになります。先々の目標を決めることは難しいかもしれませんが、いまの自分を見たり、いろんな人の話を聞いたりして考えてほしいと思います」
MTBFが1,500時間、MTTRが500時間であるコンピュータシステムの稼働率を1.25倍に向上させたい。MTTRを幾らにすればよいか。
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[] 希望をかなえるために努力を続ける − @IT自分戦略研究所
[引用サイト]  http://jibun.atmarkit.co.jp/lcareer01/rensai/cas012/cas001.html
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 Last Updated 2007/ 02/ 20/ 16時49分12秒


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