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Last Updated 2007/ 02/ 15/ 13時30分07秒
マイナー、メジャーにかかわらず、世界各国あらゆるジャンルの、本当にポップな音楽をご紹介します。その他、書物や映画も含め、ポップなアートを感じたものは何でもとりあげていきます。 チャームポイント:白髪一本ないストレートの黒髪、白い餅肌、脚の形、色っぽいと言われるピンク色の小粒な耳! 一つだけお願いですが、「相互リンク・相互読者登録されていないサイト様」が当ブログの記事にTBされる際には、なぜTBするのか、そのご説明をコメントにて必ずご記入下さい。 ナナ・ヴァスコンセロスは、非常に個性的なプレイをする人なのに、メセニーやジャン=リュック・ポンティ、エギベルト・ジスモンチなどなどとても幅広い共演歴を誇る、まるで天使か聖人のようなパーカッショニストですね。 この作品はひそかにラテンテイストのスキャットポップ(何だそれ?)の最高傑作の一つではないかと思うのです。 あの「地球の声」ミゥトン・ナシメントと共同開発したというあの独特のヴォイスによって奏でられる物悲しく哀愁の漂うメロディの数々、シロ・バプチスタとのシンプルでかつ奥深いパーカッションサウンドが何と言ってもまず素晴らしいですね。 同時代のポップスでも頻繁に使われていそうな音色なのですが、その絶妙なある種のチープさが、センスの良いコードワークや各種キーボードの重ね方に絶妙にマッチング。 ヴォイスと打楽器による非常にプリミティヴな要素と、キーボードのいかにも「キカイ」な感じが奇跡のようなバランスで融合されており、それが最高なのです。 さらに、テクニカルにソリッドにバンドを鼓舞するセルジオ・ブランダォンのエレベもコイサーなグルーヴ感。 それでいてテンションの高いインプロヴィゼイションで盛り上がる時は凡百のフュージョンバンドなど蹴散らしてしまうような凄まじい盛り上がりも演出する実力派集団なのです。 「パシャ・ラヴ」では何と元オレゴンで現代のスーパーパーカッショニストの一人、トリロク・グルトゥもゲスト参加、キメキメの中リズムセクションが暴れまくっています。 キーボード初め、一つ一つの音色や旋律が最高の成果を上げるように考え尽くされているので、スコアとしてはシンプルでもその向こう側にさらに何か広大な空間があるように感じてしまうんですね。 サウンドエンジニアのグラッグ・ランスフォードの尽力も非常に大きく、ブッシュダンサーズの一員にクレディットされています。 自由奔放なナナのイメージとは正反対、非常にしっかりと肌理細やかにアレンジングされているので、これは本当に聴く度に良くなって行く最高の作品ですよ。 一連のショパンカヴァーアルバムで有名な、今や中堅を脱してベテランとも言える実力派ピアニスト、アンジェイ・ヤゴヂンスキと、若手のテクニシャン、マルチン・マセツキのツインピアノ+リズムセクションによるクラシックカヴァーもの。 手に汗握る興奮はないのですが、4手の非常に丁寧なアレンジングと、ヴォイチェフ・プルツィン、グジェゴシュ・グジプによる的確なグルーヴに舌鼓を打てる良か盤だと思います。 上記のようにショパンのジャズ演奏が非常に定評が高いヤゴヂンスキなのですが、逆にここではショパン曲は全く採り上げずメンデルスゾーンの交響曲第4番やグリーグのピアノ協奏曲、バッハの管弦楽組曲第2番から「バディネリエ」、ロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」などなど有名と言うのもおかしいぐらいの歴史的な名曲をスウィンギーに、華麗に演奏しています。 実はこのアルバムのアレンジは全てマセツキがやっており、その気になれば狂気のようなテクニシャンにもなれるヤゴヂンスキが余計な先輩風を吹かさずかわいい後輩の音楽性を重視した、アンサンブルに徹した演奏をしているのも微笑ましいですね。 それに、シンプルにメロディを提示した後にじわじわとクロマティックな音階を混ぜて行きジャズっぽくなって行くアレンジングも巧みで、下手にクラシック風にやらないところが好感が持てますね。 まあそんな感じで本作でやっている曲は非常に偏った聴き方をしている私のようなリスナーでも一度は聴いたことがある名曲ばかりなのですが、1曲マセツキ作曲(適当っぽいですが)の「ブルーズ」というのもやってます。 この曲の前半部はザ・ナイスやエマーソン・レイク&パーマーでのキース・エマーソンの演奏で知っていたのですが、私の琴線に触れたのは後半のメロディの美しさです。 本人は死ぬ直前までここに収められた他の作曲家の作品のような普遍的なものを書けていないと思っていたようですが、それと並んで採り上げられたことでそんな謙虚な彼への最高のオマージュになっていると私は思います。 誕生日なるものが存在するのは出産したからですし、誕生という現象が起きるのはお母さんとなる女性が妊娠したがゆえですよね。 勘のいい方は私がどこに話をつなげようとしているのかもう見えていらっしゃるでしょうが、そう、例の柳澤厚労相の名を一躍高めた(低めた)失言「女性は産む機械・装置」と、それに対する反響についてです。 まず最初にはっきりさせておきますが、私の個人的な立場は、彼のこの発言は到底容認出来ないものである、ということです。 要するに、子供を出産出来る女性の数は決まっているので、その一人一人に頑張ってもらうしかないということを言いたいがために、「台数」という想像がし易い「機械・装置」という言葉を使ったのでしょう。 ここでそのような発想をする、はたまたそういう比喩を使ったらどのようなイメージを持たれるかということに気付かないのが柳澤氏の絶望的な鈍さ、政治家としての能力の低さが表れているとは思いますが、もう一つ、文脈ということを考えてみましょう。 厚生労働省のトップである彼がそのような発言をする、ということは、依然「少子化対策=子供を増やすこと」という方向で政府がことを進めようとしていることの表れでしょう。 名著『子どもが減って何が悪いか!』で赤川学が言っているように、これからの世代の人口が減って行くのはもはや避けられないのです。 そして、それを唱えている政治家の大部分が恐らく子育てや家事労働を平等にシェアして来てはいないであろう男性議員たちなのです。 これでは労働力再生産のために作り出されたと言われている「制度としての主婦」イデオロギーの時代と何も変わっていません。 果たしてこれが、これまでの社会が必然的に生み出してきたはずの現在の「少子化」を救う、男女共同参画政策の一端を担う思想で良いのでしょうか。 また、こんな現状だからこそ子供は何のために「産まれる」のか、ということについても非常に厳しく考えなければならないのではないでしょうか。 今私たちは、「自分たちが老人になった頃は若年者層がほとんどいない。これでは困る」という理由で何とか出産者の数を増やそうという方向性を少子化対策に求めているわけですが、ずいぶん自分勝手な理屈ではないですか、当の子供世代にとっては。 上述したように、主婦制度化時代の、これから来る高度成長期の働き手の増加を見越した「産めよ増やせよ」と、そういう意味でも思想を同じくしていますよね。 ミクロな視点に絞れば、親は最初から育てる見返りを求めて育児・教育するということにつながるとも言えます。 前から持論として述べていますが、個人的には出産は欲望の発露なので、手前勝手に産んでおいて老後の私たちをよろしく頼むなどという理屈も押し付けられた方にはたまらないと思います。 それは、柳澤氏を「女の敵」というような観点で捉えた「女性(団体)」が非常に多かったということと、彼に対する「男性」の声が非常に少なかったことです。 あ、誤解のないように一応書いておきますが、シングルペアレントへの差別を含んだ視点ではありません、悪しからず。 なのに、「機械」扱いされたのが女性であるから「女性の敵」とカテゴライズしてしまっては、「妊娠・出産は女性だけのもの」と却ってイメージを囲い込んでしまうことになり、それではバカな男性諸氏に「妊娠・出産なんて男には関係ねーもん」と言われる原因の一つになってしまうのです。 そして、「女性は産む機械」などという発言で男性の妊娠・出産への関わりを否定され、かつ、「結婚して出産するのが当たり前の人生」とされたことで人生の選択肢を勝手に定義され、男性も侮辱されているのだよ! それなのに、彼の暴言に対して何も言わない普段偉そうな男性識者たち、そして一般の男性たち、何をしているの? あのような下らない発言に、いかに憤ったとは言え「女性の敵」などという愚かな発言で対応して、何をやっているんだと強く言いたい。 私も某サイトでの柳澤辞任を求める署名に参加しましたが、やはりそこでも「女性の敵」というような書かれ方をしており、強い懸念を感じました。 こういうことに関してもしっかり共同参画して行かないのなら(それは男性だけでなく女性にも問題があるということが、今回のことでも明らか)結局「歴史は繰り返す」だと思うのです。 と言っても、男性諸氏はここで勝手に「ほら見ろ、女はヒステリックに騒ぎ過ぎなんだよ」とか「男はこういうことやらないんだよ」と舞い上がらないで下さい。 これまであなたたちが「働いている」を理由に目や耳を塞いで来た罪は、決して免罪されたわけではありませんので。 今まで書いてきたことは無論、マスコミがそのようなカラーを強調するためにわざと男性には話を訊かない、あるいは発言があっても採り上げないという情報操作をしている可能性は頭に残しておくべきでしょう。 そう、今回の柳澤発言騒動で一番頭に来たのは、当の発言そのものではなく、「女性の敵」などと言った人たちのことなのでした。 そのような発言をした方には、本当にこれからの社会をよくしていくおつもりなら猛省をお願いしたいと思います。 「偏っている」という見地からすると、柳澤氏とどっこいどっこいの発言をしているということに気付いて下さい。 印象強烈な牛おじさんジャケアルバムで、日本のジャズファンの間で一躍有名になったポーランドのベテランピアニスト、ヴウォヂミェシュ・ナホルヌィが、ギタリストのクシシュトフ・ヴォリンスキとのデュオで録音した美しいアルバム。 イギリスのゴードン・ベックをもっとまろやかにスウィンギーに、エレガントにした感じのそのタッチは、まさに正統派ヨーロピアンピアニズムを感じさせるゴージャスで美しいもの。 アドリブも抜群の歌心ですし、思わずほろっと来てしまうほどの物悲しいリリシズムをさりげなく音色の中にまぶすところなど、まさに「本物」としか言いようのない実力派ぶり。 ヴォリンスキのシンプルなギターとやり過ぎない程度に上手く絡み合い、上澄みだけをすくい取ったような、普段ジャズを聴かない人にも充分アピール可能な美の結晶とも言える演奏になっています。 また、上記作にも収録されていた、今や彼の代表曲と言うだけでなくポーランドジャズシーンのスタンダードとなりつつあるメロウな名曲「イェイ・ポルトレト(彼女の肖像画)」の素晴らしいヴァージョンも収録されており、他にも計6曲がナホルヌィのオリジナル。 さらに後4曲はヴォリンスキのオリジナルで、様々なスタイルやリズムに乗って、たまげるほどの名曲ではないものの端正なメロディが好感の持てる佳曲揃いで捨て曲なしの非常に完成度の高いアルバムになっているのです。 ドラムはシャープな名手ヤヌシュ・ステファンスキで、ベースは旧東ドイツのハンス・ハルトマン、ソプラノ&テナー&フルートでヤヌシュ・ムニャク。 この作品を同時期のマイルスバンドの影響大と言う方は多いのですが、まあエフェクトとかの機械面はそうかも知れませんが、私個人としてはもっとメロディアスで民俗的な要素を取り入れた音楽だと思っています。 ソプラノでテナーで、まさに「キレた」ような怒涛の音数と熱情で押し切り、フルートでは幻想的なリリシズムたっぷりに歌います。 そして、エフェクトをかませまくったヴァイオリンで、カッティングギターのようなサウンドを出してほぼバッキングに徹しているセイフェルトのプレイも反常識的。 そして、アドリブではムニャクに負けじとほぼ休符なしバカテクアプローチで突っ走り、手に汗を握らせてくれます。 中でも、霧の中に彷徨うような幻惑のオープニングからフェイドインしてくる6拍子のスピーディなパートで、一気にその霧を払う暴風雨のように彼のヴァイオリンが駆け抜ける自身のオリジナル「マイ・ナイト・マイ・デイ」が特に素晴らしいですね。 実は音数なら一番出していないのは彼だと思うのですが(笑)、やはりここでの世界観を支配しているんですよね。 やはりフリーなようで妙に統制された感じがするこの独特の曲構成と、何系にも属さないメロディセンスのゆえなのでしょうか。 それにしても最高なのは自由闊達に歌いまくるハルトマンのウッドベースと美しいレガードワークと素晴らしいオカズセンスで唸らせてくれるステファンスキによるリズムセクション。 ラストのタイトル曲のイントロ、かっちょ良すぎるドラムソロとそれに続くハルトマンのジャズロックフレーズの唖然とする巧さ! ステファンスキは同時期のどんなビッグネームにも負けないドラミングをしてますし、ハルトマンのプレイはロン・カーターがビリー・コブハムの『スペクトラム』で図らずも露呈した(笑)「ウッドによるジャズロック」の天才を凌ぐ素晴らしさなのです。 恐らく皆さんが聴いたことのなかったようなサウンドが待っていると思いますので、未聴の方はぜひお楽しみに! 新しい職場は結構色んな意味できつくて、お休みの日はへとへとでそれどころじゃないことも多いのですがね・・・・・最近は。 アガサ・クリスティの『検察側の証人』が原作のミステリサスペンスです(全く関係ないですが、小泉喜美子の『弁護側の証人』というミステリ小説も名作ですよ)。 彼は退院したばかりの凄腕法廷弁護士ウィルフリッド卿に弁護を依頼しますが、健康を理由に卿は断り、代わりに有能なブローガンをつけようとします。 やって来たブローガンが持って来た新聞で婦人の遺産8万ポンドがレナードに転がり込むことが判明、乗り込んで来た警察に彼は逮捕されて行きます。 ブローガンに指示を与えつつ休養をとろうとしたウィルフリッドの前にレナードの妻で、元ドイツの名女優のクリスチーネが現れ、その言動で2人の弁護士に大いに反感を買わせた挙句、卿はレナードの弁護を引き受けることになります。 後半の法廷シーンでは、敏腕検事マイヤーズとの息詰まるやり取りが行われ、クリスチーネが戦中のドイツから脱出するために重婚をしていることが判明、陪審員も含む法廷内の全ての人に不信感を与えるのです。 判決を明日に待つ夜、敗戦ムードにとらわれるウィルフレッドに一本の電話がかかって来て、事態は急変するのでした・・・・。 ワイルダー絶賛のウィルフレッド役のチャールズ・ロートンの超絶名演技、レナード役のタイロン・パワーの快演、クリスチーネを演ずるマルレーネ・ディートリッヒの独特のムードと、「あのシーン」の素晴らしい演技がまず凄い! ラストのナイフに当たる光のシーンは、キャメロン・クロウとの対談集『ワイルダーならどうする?』ではもっと露骨に教える展開を考えていたそうですが、法曹界のクレームを予想してやめたらしいです。 それにしても卿と看護婦とのやり取りが非常に面白いのですが、ロートンと看護婦のエルザ・ランチェスターは実生活で夫婦だったようで、まさに名役者夫婦のおしどりぶりを見せられるような息の合い方なんですよ。 この作品は上述対談本で語っているように、ワイルダーなりのヒッチコック作風への挑戦だったようですが、当たり前の人間の深淵をより描いているのは、本人も自負しているようにこちらに軍配が上がるかも知れません。 はっきり言って救われない話なのですが、ラストのラスト、卿の休養への最も強硬な賛成派であった看護婦が「まだ終わりじゃありませんわよね」と言って彼の正義感と使命感の良き理解者であることを見せるのが爽快な後味を残します。 一本通ったストーリーの芯の太さと巧みに構築されたディテールが両立しているこういう作品こそが名画の名に値するのでしょう。 トニー・ハイマスらとのトリオ作『ウィンターズ・テイル』がジャズファンの中で話題沸騰中のドラマー、ジャック・トロによるプログレッシヴライクなチェンバージャズ作品です。メンバーにはフランソワ・ジャノー、ミシェル・グレイェ、ジャン=ポール・セレア、フランソワ・クテュリエが参加。スキャットを飛ばす女性ヴォーカルも参加しており、見逃せないところでしょう。なぜこの盤をご紹介するかと言えばそれはもちろんジャノー様が参加しているからなのですが、トロはこの頃『ウォッチ・デヴィル・ゴー』とか他の作品でもジャノーを起用しており、そこら辺の激レア作もCD化して欲しいところです。 MUZA POLISH JAZZシリーズの復刻が途中まで怒涛の勢いだったのにそれ以降パタッと止まってしまっている状況が非常に不安なここ最近。 ポンティやディディエ・ロックウッドをも凌ぐ不世出のジャズヴァイオリニストと言われた天才、ズビグニェフ・セイフェルトの78年傑作ライヴ連作がとうとうCD化されました。と言っても、以前一度だけ1曲削って1枚に編集したCDが出ていたらしいですが、完全版は初めて。メンバーにはヤロスワフ・シミェタナやズビグニェフ・ヴェゲハウプトが参加。70年代ならではの未整理なエネルギーで怒涛のように弾き倒すプレイに、「ジャズヴァイオリンってこんなにカッコいいのか!」と改めて痺れて下さい。しかし、どうせなら2枚組にして欲しかったですね〜。 先日ブログお友達のナゴヤハローさんが、この映画のサントラを「大野雄二さんは神だっ!」と絶賛しておられたのです。 ハンマーダルシマーで奏でられるメインテーマのそこはかとない叙情は、後の宮崎駿の大傑作『ルパン三世・カリオストロの城』オープニングの名曲「炎のたからもの」に通じるものがありますし、効果音的なインプロヴィゼイションの使い方などは元々ジャズプレイヤーなだけあってシャープで素晴らしいセンス。 彼がアニメでの仕事で見せた(TV版の「ルパン三世」シリーズや『宇宙海賊コブラ・その華麗なる死闘』など)キャッチーでファッショナブルで、そして誰にでも良いと思わせてしまう質の高いポピュラリティは、確かに「神」レヴェル。 横溝正史による、日本独特の戦争と家族の問題を巧みに取り入れた原作、まだ若い石坂浩二初め、大女優の高峰三枝子他芸達者なキャストによる熱演、そして監督の市川崑による、カラフルなのにドシッとした質感を持つ映像美・・・・・。 このストーリー自体は舞台となる那須の街から一歩も出ませんが、当時の街並みや汽車、服装などなどを観ることは、時空を超えた一つの旅に匹敵するなあと思ったのです。 見たことがないはずのものに対するノスタルジィを喚起するという意味でも、強く情感に訴えかける映画なのです。 また、つい最近戦争問題などに興味を持ったので感じたのでしょうが、戦争というものを事件のファクターとして非常に重要な位置を与えているということです。 しかし一番残酷なのは、登場人物の一人佐清(すけきよ)が顔に傷を負ってゴム製のマスクを被るという設定を導入することで、トリッキーなミステリとして成功させるだけでなく、いかに愛している母や恋人と言えども信じることが出来なくなってしまうという「愛による絶対性の不可能」を鋭く突いていること。 ポーランドとブラジルの音楽上の関係性の深さが前記事のみなさんのコメントで盛り上がったので、こんなものをご紹介。 ポーランドの歌姫グラジナ・アウグシチクとブラジルのギタリスト&パーカッショニストのパウリーニョ・ガルシア、それにアメリカのテナー&フルート奏者グレッグ・フィッシュマンによるボッサノーヴァプロジェクト。 ポーランドとブラジルの音楽のブレンドと言うよりはもう完全にボッサをやることに徹したユニットなので、特に目新しい何かがあるわけではないのですが、このバンドの良いのはちょっとひねりを効かせたアレンジングと、落ち着いたテイストの高レヴェルな演奏。 ガルシアは歌も歌うのですが、彼のほこっとした柔らかい声とグラジナの澄んだ声との相性も抜群で、コーラスハーモニーがまたいいんです。 3人が上手く絡む場をアレンジで用意していて、ただイントロ→歌→アドリブとかいう風に単純に進行しないのがいいのです。 ちょっと面白いのは、ハーモニカ奏者マウリシオ・アインホルンの「バチーダ・ヂフェレンチ」とかバーデン・パウエルの「オサーニャの歌」「プレリュードのサンバ」を採り上げていること。 ボーナスで入っている、上述富士通ジャズフェスでやったという「男と女〜ブルー・ライト・ヨコハマ」は要らなかったけど(笑)。
[] オラシオ主催万国音楽博覧会
[引用サイト] http://ameblo.jp/joszynoriszyrao/
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Last Updated 2007/ 02/ 15/ 13時30分07秒
母が台所で豚汁を作っている。味噌を加え、いい匂いがしてきた、と、思っていたらそこに母、「カルピス」を投入しているではないか! もし、あなたがこんな事態をまのあたりにしたら、どうするだろう。普通はとめると思う。けれどこれ、間違いではないのだ。カルピスの公式ホームページに出ているちゃんとしたレシピだ。丸みのあるやさしい豚汁になるのだそうだ。 豚汁だけじゃない。酢豚、麻婆豆腐、たまご焼き、アサリの蒸し物、鳥手羽の煮物、そうめんのつけつゆ……。ドリンクやアルコールも含めると現在約150もの「カルピス」を使ったレシピがサイトで公開されている。 今回は、そんな「まじですか?」というレシピを連発掲載しているカルピス社ホームページのコーナー、“カルピスカフェ”の完全クローズドの試食会に参加することができたのだ。 去年の夏、私は“彩り「カルピス」そうめん”というレシピを偶然発見した。そうめんのつゆに、「カルピス」を使うというちょっとすごいレシピだ。なんでまた、という思いとともに試食したところ、何がどういうわけか、本当においしかったんである(記事:そうめんつゆにカルピスが美味しいって本当ですか)。 その後も着々と驚きのレシピ数を増やすサイトの様子は常々注目していたが、このそうめんの記事がご縁でこのたびカルピス広報部の石井さんに試食会にお誘いいただいたのだった。 願ったりかなったりとはまさにこのことである。そうか、今年の初詣で大吉を引いたのはこのことを暗示していたのか。 会場には、石井さんのほか、広告部のサイト担当菅根さん、梛さん、サイトのプロデューサーである石田さん、ライターの稲森さん、そして料理を手がける小早川シェフ、パティシエの前川さんなどが集合していた。そうめんつゆも、豚汁も大勢の人が本気で支えているのだ。 試食会はだいたい2ヶ月に一度行われ、ここでふた月分の更新メニューが決定されるのだそう。本日は、試食メニューに加えてすでに公開中のメニューまでサービスで味見させていただけることに。その数なんと20品。いやっほう! 試食会は昼11時から。たくさん食べるため、朝食は少なめにしてきた。朝食をぬいてしまうと逆にお昼にたくさん食べられなくなるらしいという噂を聞いてのことだ。どんとこいである! 会場は全体的に和やかであったが、キッチンでフライパンを振る小早川シェフはまた全員より頭ひとつ飛びぬけて陽気でいらした。 完全に部外者である私にも気さくに接してくださる。古賀政男という会話の切り口といい、親戚のおじさんのような雰囲気だ。が、無論料理をするその目は真剣そのものである。 1品目のチンジャオロースーは調理過程をすべて見学させていただいた。そしてその真剣なまなざしで、間違いなく、フライパン内に「カルピス」は投入されていた。夢ではない、夢ではないぞこれは。 調理が着々と進む中、いよいよ試食がはじまる。全品でそろってから食べるのではなく、出来立てを小皿にとりわけてはどんどん食べていく。心なしか、皆さんサクサクと食べ方が早い。試食しなれている感じ。私も遅れをとるまいとチンジャオロースーを早速いただく。 4品目は現在すでにレシピ公開中の“鶏手羽先のりんご酢煮”「飲むりんご酢&『カルピス』」入り。やはり遠くで「カルピス」の味が
[] @nifty:デイリーポータルZ:カルピス社主催カルピスカフェ試食会へ!
[引用サイト] http://portal.nifty.com/2006/05/15/a/
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Last Updated 2007/ 02/ 15/ 13時30分07秒
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