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HTMLは効率的に情報交換を行えるよう、文書の「構造」を記述することを目的にしています。そこに文字の色や形などの情報が混じってくると、せっかくの情報が不明確になってしまいます。
スタイルシートは、レイアウトを別の場所に定義しておき、それを構造に対して適用するという考え方です。いったん定義したスタイルは、複数の文書で共有できますから、全体のデザインに一貫性を持たせることができ、しかもメンテナンスがずっと容易になります。
本文とは別に表現ルールを設定するスタイルシートは、文書のメンテナンスを容易にし、また表現に一貫性を持たせる手段として、HTMLの誕生よりも前から広く利用されてきました。多くのワープロソフトでも、スタイルシート機能によって「見出し」「箇条書き」などの表現方法を別途定義し、それを本文に適用することができるようになっています。
スタイルシートを使って文書のコンテンツや論理構造と表現のルールを分離することで、さまざまなメリットが生まれます。
スタイルシートによる表現は、シンプル、柔軟、強力と三拍子揃った便利な方法。簡単に利用できますから、ぜひ基本をマスターしてあなたのページにも取り入れてください。
HTMLでのスタイルシートの実現方法は一つに限定されておらず、自由に選ぶことが可能ですが、一般にブラウザに実装されているのはCSS(Cascading Style Sheet)と呼ばれるものです。これは、複数の場所で設定したスタイルを混合して利用(cascade)できるという特徴を持っています。
例えば段落(要素タイプp)の文字色を赤に設定する場合、CSSによるスタイルの記述はつぎのような形式になります。
ここで、最初の p をセレクタ(Selector)、続く { } で囲まれた内容を宣言(Declaration)と呼び、宣言の中にはプロパティとその値をコロン( : )で区切って記述します。セレクタは、あるスタイルを適用する対象(要素タイプなど)を示すもの、プロパティは定義するスタイルの性質(色、大きさなど)に相当します。
プロパティと値のペアはセミコロン( ; )で区切って複数記述することができ、複数行にわたっても構いません。
具体的なプロパティについては次の章で取り上げます。その前に本章では、スタイルを定義するためのいくつかの約束を見ておきます。
もっとも汎用性が高いのは、外部ファイルにスタイルを記述し、それを取り込む方法です。スタイル定義ファイルは、前項で述べた「セレクタ」と「宣言」を必要なだけ列挙したテキストファイルで、CSSの場合は通常「.css」という拡張子をつけて保存します。
ファイル"default.css"にスタイルを定義した場合は、上の例のようにlink要素を記述します(空要素なので、 />で閉じます)。スタイルシートの実現方法はCSSだけでなく複数あるので、type属性によって利用するタイプを指定しておかなければなりません。
サイト全体の共通スタイルを定義したスタイルファイルを用意し、全てのHTMLファイルからそのファイルを参照するようにしておけば、サイト全体の表現を簡単に統一できます。さらにスタイル定義ファイルを変更するだけでサイト全ての表現を一度に変更することが可能になり、メンテナンスの効率が飛躍的に向上します。
head要素の中に style要素を加えてスタイルを記述すると、そのHTML文書の全体を通して共通のスタイルを設定することができます。複数のスタイルを同時に設定できます。外部ファイルと同様、type属性を指定しなければなりません。
このように記述した場合は、HTML文書内の全ての段落の文字色が赤になり、全てのh2見出しが青で120%の大きさになります。ここで設定したスタイルを変更すると、やはり同じファイル内の全ての該当する“要素”にその変更が反映されます。
スタイルの説明では、抽象的な単位としての「要素タイプ」と文書中の具体的な“要素”が混乱すると分かりにくい点が多いので、本章では煩わしくない程度に両者を使い分けます。とくに違いをはっきりさせる場合は後者を“”に入れて表現することにします。この区別については「要素と要素タイプ」の説明を参照してください。
個々の“要素”のタグに style属性としてスタイル情報を埋め込むことで、そのタグ(“要素”)の範囲にスタイルを設定します。スタイルを適用する対象はタグによって明らかなので、style属性ではセレクタを用いず、宣言のみを記述します。
インラインstyle属性で設定したスタイルは、その属性を指定している“要素”1カ所のみに対して適用され、同じ「要素タイプ」でも他の場所にある“要素”には反映されません。なお、style属性を使う場合の注意点として、スタイルのタイプ指定の記述を参照してください。
せっかくスタイルできめ細かな表現ができるなら、たとえば「注釈」など特定の役割を持つ段落には異なるスタイル設定をしたいところです。しかし、style要素や外部ファイルを使う場合、セレクタに p や h1 などの要素タイプ名しか記述できないと、こうした使い分けができずあまり使い勝手が良くありません。そこで、個別の“要素”(タグ)に class属性 を指定し、そのクラスをセレクタとすることで、よりきめ細かなスタイル設定ができるようになっています。また、id属性とスタイルを対応させれば、ドキュメントの中でそのidを持つ“要素”だけに適用されるスタイルを定義できます。
セレクタでクラスによる指定をするためには、「要素タイプ名.クラス名」のように、ピリオドの後ろにクラスの名前を記述します。要素タイプ名を省略して「.クラス名」のようにすると、全ての要素タイプに共通のクラスを設定することができます。
idによる指定の考え方は、基本的にはクラスと同じです。指定方法が「要素タイプ名#id」という具合になること、クラスは同じクラスなら複数箇所に適用されるのに対し、idは特定のidを持つ“要素”にだけ適用される点が異なります。
同じidを同一文書の複数カ所に使うことはできません。また、idの値はアルファベットで始めなければなりません(従ってid="1"という書き方は誤り)。また、HTMLでは許されるアンダースコア( _ )、コロン( : )、ピリオド( . )もCSSでは直接は使えないので注意してください。
なおid属性は、このようにスタイル指定のセレクタとして使えるだけでなく、同時にリンク先のフラグメント指定や、JavaScriptなどによる文書中のオブジェクトの指定など、様々な働きをします。
上のクラスセレクタの最後の例には<span class="cool">というタグを用いています。このspan要素やdiv要素は、HTMLで定められている要素タイプではうまく表現できない単位をグループ化して、そこにクラスを設定するときに使うことができます。span要素は段落内部の特定の単語などをグループ化するときに、またdiv要素は複数の段落をまとめるなどブロックレベル要素をグループ化するときに用います。
すぐに思いつくのはclass="red"のように、そのスタイルの持つデザイン上の特徴をクラスの名前にする方法です。しかし、単に「文字を赤くする」ためにクラスを設定するのでは、<font color="red">と指定するのと大差ありません。
おそらく、色を付けるのは何か目的があってのことでしょう。たとえば注意を払ってもらうために文字を赤くするなどです。この場合、大切なのは「注意を払ってもらう」という意味上の目的であって、赤い文字であることは本質ではありません。ここでclass="red"となっていると「やはり黄色のほうが注意を喚起できそうだ」と考えたときに困ってしまいます。
クラスは要素タイプの「サブクラス」を指定する、つまり従来の要素タイプでは表現できない細かなグループを形成するための機能なので、名前も要素タイプの使い方と同様、できるだけその「意味」を示すようにつけるほうがよいのです。注意を払ってほしい場所にはclass="attention"としておけば、色をどれだけ変えようと、クラス名には矛盾が生じません。
名前の付け方と活用について2006年にお話ししたCSSNite「フォーマルで行こう」のスライドも参考にしてください。
こうして考えてみると、実はspan要素タイプでクラス指定するよりも、em要素やstrong要素としてマーク付けする方がふさわしい場合も多いことに気がつくはずです。従来は、イタリックやボールドではなく「赤字」で強調を示したいためにfont等を使うことが多かったはず。これをそのままクラス指定に置き換えるのではなく、注目して欲しい部分ははっきりとem要素で強調し、その色や字体をスタイルシートで設定してみましょう。こうしておけば、スタイルシート非対応ブラウザでも「強調」という意味は失われずに伝わります。あるいは、重要な言葉が初めて出現するところなら、dfn要素を使うのもよいでしょう。
クラス指定は便利なので、気軽につかうことが多くなりますが、本来のHTMLの要素タイプでマークアップできないかどうか一度チェックしてみると、より「ユーザーが使いやすい」HTMLになると思います。
CSSのセレクタ名で使える文字は、HTMLでの名前文字より制約が厳しく、「使用できる文字は大小アルファベットと数字 [A-Za-z0-9] 、ASCII以外のUnicode文字、およびハイフン(-)とアンダースコア(_)に限る。識別名は数字もしくはハイフンと数字の組合せで始めることはできない。また、セレクタの要素型名、クラス名、ID名はハイフンで始めることはできない」とされています。HTMLではコロン( : )、ピリオド( . )も2文字目以降の名前文字として認められているので注意してください。
CSS 2.0の定義では「アルファベットで始まり、アルファベット、数字、ハイフン(およびUnicodeの一部)のみで構成される、ただし最初の文字には数字/ハイフンは使えない」とされていたため、この仕様に従えば
と記述したクラスセレクタは誤りということになり、事実いくつかのブラウザではスタイルが反映されませんでした。アンダースコア( _ )が使えないという制約は、CSS2仕様書の正誤表(Errata in REC-CSS2-19980512)およびCSS 2.1で削除されています。
セレクタのバリエーションとして、ある要素タイプの子要素である場合など特定の文脈の場合にのみ設定するスタイルがあります。また、複数の要素タイプに同じスタイルを一括して設定する方法も用意されています。
ある特定の要素タイプの子要素であるときにだけ適用されるスタイルを設定することができます。このときには、セレクタに親要素タイプ名、子要素タイプ名をスペースで区切って列挙します。たとえば、
とすると、em要素、strong要素の両方が赤い文字で表現されます。この場合、ここで設定したプロパティ以外はデフォルトの設定が引き継がれるので、(emがイタリック、strongが太字というデフォルト設定の場合)emはイタリックの赤字、strongは太字の赤字となります。
スタイルは複数箇所で設定できます。同じ要素タイプに異なるスタイルが設定された場合は、一定のルールでこれらに優先順位を付けて適用します。この方法をカスケーディングと呼び、CSSの名前のもとにもなっています。また、全ての“要素”にスタイルを設定しなくても良いように、“親要素”のスタイルは“子要素”に継承されるようになっています。
ブラウザはマークアップに従ってHTMLを個々の“要素”のツリーに分解し、それぞれについて適用すべきスタイルがあるかどうかをチェックしていきます。このとき、スタイルシートで設定されているプロパティは、「誰の設定したスタイルか」「一般的か限定的か」「どの順序で読み込んだか」という条件によって優先順位がつけられ、対応する“要素”に適用されます。
〔補足〕スタイルは抽象的な単位としての「要素タイプ」に対してではなく、文書ツリーに出現している具体的な“要素”に適用されるという点に注意してください。〔以上補足〕
CSSでは文書の作者が指定するスタイル以外に「ブラウザの標準スタイル」と「ユーザ定義スタイル」という考え方が加わります。何もスタイルを設定しないときに適用されるスタイルは「ブラウザの標準スタイル」で、たとえば多くのブラウザがstrong要素を太字で表示するといったような表現です。ユーザー定義スタイルは、設定が不可能なブラウザもありますが、例えばInternet Explorerでは「表示→インターネットオプション→ユーザ補助」で開かれる画面で設定可能です。
これらのスタイルの優先順位は、CSS1では「作者スタイル > ユーザスタイル > ブラウザスタイル」となっています。CSS2では、スタイル設定時にプロパティの値に続けて!importantというキーワードを加えることで、この優先順位を逆転できることになっています。
セレクタには要素タイプ名のみを記述するシンプルなものから、クラスによる局所化、IDによる限定、文脈セレクタなどさまざまな種類があり、組合せによってスタイルの適用対象の限定度合いが異なります。ある“要素”のプロパティに対して複数のセレクタが適合する場合、限定度合いの高いスタイルが優先されます。たとえば
という形で段落に異なるスタイルが設定されている場合、<p id="n1" class="note">...という段落においては、限定度合いが高いIDの設定が最優先され、クラス(p.note)、要素タイプ名(p)の設定という優先順でスタイルが適用されます。
〔補足〕*優先順位の決定方法は、厳密には文脈セレクタなどもあってもう少し複雑ですが、局所的なスタイルが優先されるという原則を理解しておけば十分でしょう。
外部スタイルシート、style要素、style属性は混在して用いることができます。これらの中に、ある“要素”のプロパティに対して同じ優先順位を持つスタイルが複数ある場合(たとえばp.noteのcolorプロパティが2カ所で設定されているなど)、ブラウザが後で読み込んだものに高い優先順位が与えられます。
上記の[例a]のスタイルがファイルcommon.cssで設定されているときには、noteというクラスを持つ段落の“文字色”には、ファイルcommon.cssの定義ではなく、style要素の定義によるmaroonが採用されます。
逆に[例a]のスタイルがファイルadditional.cssにある場合は、あとから読み込まれるこのファイルが優先され、greenが適用されることになります。
段落の“フォントサイズ”については他のところで定義されていないので、どちらのケースでも(つまり読み込みの順序に関わらず)12ptが適用されることになります。
ある段落に直接style属性が設定される場合は、このスタイルはIDセレクタを持つものと同様にみなされます。したがって限定度合いの高さというルールが適用され、一般にはstyle属性は外部ファイルやstyle要素の設定よりも優先されることになります。
この優先順位の仕組みを利用して、(1)サイト全体の共通スタイル、(2)セクションのスタイル、(3)その文書特有のスタイル、(4)ある場所の特定のスタイルといった形でスタイルを使い分けることができます。(1)(2)を外部スタイルシートで(この順序で)指定し、(3)をstyle要素で、(4)をidセレクタやstyle属性で指定するわけです。
こうすることで、全体の統一性を保ち、確実なメンテナンスを行いながら、セクションや文書ごとに個性的なスタイルを適用することが可能になります。スタイルシートはまずサイト全体に適用する一般的なものを設計し、それから順次セクション、文書と局所的なものを加えていくと効果的に使うことができます。
ある“要素”に設定されたスタイルは、その“子要素”にも引き継がれます。そのうえで、子要素の持つ独自のスタイルが追加されます。たとえば、要素タイプpにcolor:blueが設定されており、ある段落(p要素)の子要素としてsup要素がある場合
という具合に、sup要素の部分は「青文字」というプロパティを継承した上で「上付文字」という独自のスタイルを適用します。
なお、背景画像の指定など、あえて継承されないスタイルもありますが、このあたりのルールの説明は省略します。直感に反しないものなので、あまり意識しなくてもうまくいくことがほとんどだと思います。
細かい話になりますが、最初に述べたようにスタイルシートの実現手段は一つに限定されないため、実際に使用するスタイルシートがどのタイプであるかを指定しておく必要があります。そのため、link要素による外部スタイルシート、style要素ともに
注意が必要なのは、インラインstyle属性によるスタイルの設定の場合です。このときは、style属性の中にさらにtype属性を書き込むわけにはいきませんから、別の場所でスタイルのタイプ(デフォルトスタイル)を指定しなければなりません。HTML 4.0の仕様書では、head内のmeta要素を使って、
という指定方法を示しています。サーバーからのHTTPヘッダで指定することもできますが、meta要素がある場合は、その値が優先されます。このデフォルトスタイルの指定がないとstyle属性を使ったスタイル指定は誤りとなりますので、気を付けてくださいね。

[] スタイルシートの基本 -- ごく簡単なHTMLの説明
[引用サイト]  http://www.kanzaki.com/docs/html/htminfo17.html
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 Last Updated 2007/ 04/ 05/ 16時37分36秒

インテルは29日、次世代の45nmプロセスルールで製造されるプロセッサのアーキテクチャに関し、同社本社にてプレスブリーフィングを開催した。米Intelが28日(現地時間)に発表した内容を受け、国内メディアに対して実施したもの。会見には米IntelのStephen
「Penryn」(コードネーム)は、同社にとって初めてとなる45nm世代のプロセッサ。現行のMerom/Conroeは65nmプロセスであり、この微細化により、同程度のトランジスタ数であればダイサイズの縮小が、サイズが同じであればより多くのトランジスタの搭載が可能となる。これまで、トランジスタにHigh-kゲート絶縁膜とメタルゲートが採用されることなどが明らかになっていたが、より詳細な情報が今回明らかにされた。
Penrynファミリには6種類の製品が用意されるという。サーバー・ワークステーション向けがUP/DP/MPのXeon、デスクトップ向けがCore
2 Extreme EditionとCore 2、モバイル向けがCore 2となり、現状からブランディングに変更はない。モバイル向けはデュアルコアのみだが、それ以外にはクアッド/デュアルコアの2種類が提供される。
モバイル向けとデスクトップ向けの概要。TDPは従来の範囲内に収まる
トランジスタ数は、デュアルコアが4億1,000万個、クアッドコアが8億2,000万個。ダイサイズは今回、デュアルコアで107平方mmであることが明らかにされた。これは65nm世代の143平方mmから25%の縮小となっている。なおクアッドコアについては、プレゼン資料の画像を見る限り、デュアルコアのダイを2つ並べただけに見える。
Intelは65nm世代で、まずは従来のアーキテクチャをベースにシュリンクした製品を提供し、その次に同じプロセスで新しいアーキテクチャを投入した。同社はこうしたアプローチを各プロセスで続けており(同社はこれを"tick-tock"製品戦略と述べている)、その順番で言うとPenrynはCoreマイクロアーキテクチャの派生型となることが分かる。そして後述の「Nehalem」(コードネーム)は、同じ45nmプロセスで新しいアーキテクチャを採用するものだ。Penrynは2007年後半、Nehalemは2008年の製品投入が予定されている。
これは同社のプレスキットから。65nmプロセスでは、ゲート絶縁膜の厚さは1.2nm(原子5個分)程度にまで薄くなっており、リーク電流が課題となっていた。High-kゲート絶縁膜はこれを解決できる
Penrynの最大の特徴は、前述のように、トランジスタに初めて、High-kゲート絶縁膜とメタルゲートという組み合わせを用いたことだ。微細化により薄くなりすぎたゲート絶縁膜により、ここからのリーク電流がCPUの消費電力を押し上げる結果となっていたが、High-k材料ではこれを厚くすることができるので、リーク電流の削減が可能となる。同社によると、ゲートリーク電流は1/10以下に削減できるそうだ。
その結果として、動作クロックを上げる余裕が出てくるというわけで、今回、Penrynでは再び3GHz越えを実現することが明言された。ご存じのように、Intelは90nm世代で消費電力の増大に苦しみ、最近でもCPUの動作クロックは2GHz台で伸び悩んでいた。同社はコア数を増やすことで性能を向上していく方向ではあるものの、これら新技術により、速度を再び上げられるようになった意義も小さくはないだろう。
前述のように、PenrynはCoreマイクロアーキテクチャの派生型となるものの、いくつかの部分において拡張がなされる。
L2キャッシュが50%増加して、デュアルコアで6MB、クアッドコアで12MBまで搭載できるようになる。
Penrynのパフォーマンスについては、Smith氏から「Xeonのワークステーション環境において、1,600MHzのFSB、3GHz以上の動作クロック、大きなL2キャッシュの3つが揃った場合、従来よりも最大45%の向上が期待できる。またデュアルコアのデスクトップでは、20%以上の向上が測定できている」というコメントがあった。
またNehalemでは、大幅なアーキテクチャの刷新が図られる。製品ブランドがどうなるかは現時点では不明だが、4命令同時発行、Hyper-threading技術に近いマルチスレッディング、マルチレベル共有キャッシュ、1〜8個のコア(1コアで2スレッド実行可能)、GPUやメモリコントローラの統合、などが明らかにされた。
GPUやメモリコントローラの統合については、「configurable(設定可能)」ということだったが(つまり必須ではない)、AMDと同様の戦略に見えるのは興味深い。そのほか、高速なシリアルインターコネクトも考えられているそうで、これはCPU同士やCPU-I/Oデバイス間の接続など、フレキシブルに利用できるということだ。
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[] Intel、45ナノ世代のPenryn/Nehalemコアについて説明 | パソコン | マイコミジャーナル
[引用サイト]  http://journal.mycom.co.jp/news/2007/03/29/401.html
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 Last Updated 2007/ 04/ 05/ 16時37分36秒


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