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読んとは?

結婚 できない 男での検索結果です

優先キーワードは 結婚
高精度のノイズ除去機能を搭載した日本語/英語対応のOCRソフト。高い認識率で文字を読み取ることができる。「読んde!!ココ」は、画像などのデータから文字を読み取ることができる“定番”OCRソフト。使いやすさと認識精度の高さで定評がある。新バージョンの13では、日本語・英語あわせて約24万6千語の言語解析辞書と新アルゴリズムを搭載。従来バージョンから一層の認識率の向上を果たした。読み取りでは、読み取ったデータから文字以外のノイズを取り除く「ノイズ認識・除去」機能が強化された。新アルゴリズムの搭載により、ノイズの除去効率が向上。文字情報を残しつつ、ノイズのみを高い精度で除去できる。これにより、ざらついた紙や、下地に色の付いた紙での認識能力もアップした。(赤ペンなどで記入された)色付きの手書きメモ部分を自動で取り除くこともできる。文字が含まれる領域を検索する「領域抽出モジュール」も改善された。かすれた罫線がある領域を的確に検出し、帳票や囲み記事など、さまざまなレイアウトの紙面を読み取ることができる。複数ページを読み取る際に無地ページが含まれている場合は、そのまま残すか、自動的に消去するかも指定できる。両面原稿と片面原稿が混在するときや、書籍を読み取るときなど、何も書かれていないページを取り除くことで、無駄なデータを作ることなくデータを保存できる。読み取りなどの機能は、「読んde!!ココ」のランチャにあたる「スマートナビ」から実行できる。ワンタッチ認識:出力形式を指定するだけで自動変換自動で認識:手順をカスタマイズした上で自動変換ステップで認識:一つひとつの処理を手動で行うWordなどから認識:ほかのアプリケーションへのアドインを設定原稿をコピー:スキャナとプリンタを用いて紙原稿をコピーなどをボタンひとつで選択・実行することが可能だ。対応スキャナの多さや、読み取りの柔軟性は従来バージョンから変わらない。スキャナはTWAIN対応機種のほとんどをサポートする。専用のインタフェース画面が用意され、スキャナの機種にかかわらず、統一した操作感でスキャンを行える。読み取り対象には、画像ファイルはもちろん、PDFファイル、クリップボードにあるデータ、表示画面など、さまざまなデータを指定できる。OCR認識の結果は、テキスト/RTF、Excel、PowerPoint、一太郎の各形式と、PDF/HTML/WRI/CSV/SYLK形式でファイルに出力できる。PDFでは「イメージのみのPDF」「テキスト情報を埋め込んだ透明テキスト付きPDF」を指定することが可能。あらかじめ指定した領域の文字列だけをCSVで保存することも可能で、必要な情報だけを取り出して効率的にデータベース化できる。ユーザがカスタマイズした読み取り手順で連続読み取りを行う「OCRファクトリー」機能では、保存時の指定方法が強化された。あらかじめ指定した連番でファイル名を付けられるのはもちろん、既存の連番に続く番号を付けたり、OCR処理日時を付けたりもできる。従来同様、「認識元の画像ファイル名を流用して保存」「認識結果のファイル名で保存」を選択することも可能だ。そのほか、エプソンのオフィリオ シナジーウェア「Document Storage」「Document Browser」との連携機能も追加された。オフィリオ シナジーウェアではドキュメントファイルの管理を一元的に行うことが可能で、OCR認識で作成したファイルを直接「Document Storage」のファイルボックスに転送・登録できるようになる。登録時に、元原稿に含まれる特定領域の認識結果を“分類情報”として付加することも可能。例えば、元原稿に印字されたコード名などを分類情報として「Document Storage」に渡せるため、「Document Storage」側で自動的に分類・保存が行える。スキャナから読み取り、ドキュメントを整理するまでのワークフローを一本化することができ、ドキュメント整理の効率化に役立つ。
オフィスのペーパーレス化が叫ばれて、いったい何年経ったことだろう。だが、(会社によって事情は異なるのだろうが)相変わらず職場の机は「紙」の資料の山。最新資料はともかく、ちょっと古めの情報になると大きなファイルに閉じられたコピーの中から探し回る、ということは相変わらず多いのではないだろうか。なぜペーパーレス化が進まないのか。まっ先に思いつく理由のひとつは、紙という媒体がいまだ低コストで、情報を入力・伝達する能力に優れているということ。確かに、文字を入力して送信するだけなら、いまやテキストエディタや電子メールの方が早い。しかし、これに図が含まれるようになると立場は逆転する。メモ帳の隅にさらさらっ、と図を描くだけで思考が整理できる「紙のメリット」は、まだほとんどのパソコンでは実現できていない。さらに悪いことに、そのようにして紙に書かれた情報を効率よくデジタル化するのはまだまだ難しい。文字を自動的に認識し、図を取り込み、整理・検索できるようにする、という効率的な手段は少ないのである。「読んde!!ココ」シリーズは、そうした難しい課題に長期にわたって挑み続けてきたソフトだ。手書き文字ではなく活字文字を対象としたOCRソフトであるものの、それでもなおこの分野には、長いノウハウが必要だ。さらに、図や表を含んだ複雑な原稿となると、なおさら読み取りは難しい。「読んde!!ココ」のような歴史の長いソフトでないと歯が立たない。そうした数少ない貴重なソフトである「読んde!!ココ」だが、新バージョンの特徴は、ドキュメントの「整理」「分類」に力を入れはじめたということのようだ。もちろん認識精度の向上にも力を入れてはいるとはいえ、それだけではなく、さらに「次の段階」に進もうとする気概が感じられる。これが日本のオフィスを変革する原動力となるのかどうか。なかなか興味深い。
ソフトを開発しようと思った動機、背景文書管理ソフトおよびスキャナとの連携を強化することにより、強力なドキュメントソリューションを提供することが大きな目標としてあります。開発中に苦労した点文書の電子化処理に関する、お客さまの潜在的な要望を浮き彫りにし、それを今回の新機能にどうやって盛り込むかということが最も大変でした。さまざまな検討を行った結果、大量文書の電子化処理の効率化および低品質原稿の認識精度向上にポイントを絞って、新機能を提供させていただいております。ユーザにお勧めする使い方<その1>自動OCR処理機能である「OCRファクトリー」がより便利になりました。「白紙除去」機能の搭載、および「ファイル名の設定」※機能改良により、OCRの自動処理をより効率的に行えるようになっています。また、弊社の文書管理ソフトDocument Storageとの連携機能も大幅に強化しおります。「OCRファクトリー」と併用していただくことにより、大量の紙原稿を効率的に管理していただけるようになっています。※OCRファクトリー機能において、認識結果保存ファイル名に日付、時刻、連番等を簡単に指定できるファイル名書式設定機能<その2>かすれ罫線原稿について、「かすれ罫線抽出」機能で領域抽出を行うことにより、より高い領域抽出精度を得ることができます。<その3>PDF出力機能において、英文レイアウトの再現精度を大幅に向上しております。英語文書をPDF形式で保管する方にはおすすめです。今後のバージョンアップ予定これからも、OCR技術を核としたドキュメントリューションを提供していきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
Custom Clock Maker Pro好きな画像を使って、オリジナルのデスクトップ時計を作成できるソフト
C電卓2/10/16進数の同時表示や、ビットのON/OFF指定による入力が可能なプログラマ向け電卓ソフト
読んde!!ココノイズ除去、領域抽出機能の強化により認識率が向上した“定番”OCRソフトの新バージョン
《おすすめアミューズメント通信》 Cappriccio 複数のスクリーンセーバを一括登録できる、マルチスクリーンセーバ起動ソフト
UnplugDrive PortableUSBメモリを“安全かつ簡単”に取り外せるようにしてくれるユーティリティ
Orbit downloaderストリーミング動画やFlashムービーもダウンロードできる高機能ダウンロードマネージャ
ターミネータ2007 データ選択抹消ディスク上に一切の痕跡を残さず、ファイルやフォルダを完全に抹消できるソフト
上で紹介したソフト(およびその関連ソフト)のダウンロードページにジャンプします。ダウンロードページから、FTPまたはHTTPでソフトをダウンロードできます。ダウンロードページには、作者データページへのリンクもあります。
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[] 読んde!!ココ - ベクターソフトニュース
[引用サイト]  http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/070227/n0702273.html
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 Last Updated 2007/ 03/ 05/ 14時07分31秒

こんにちは、堀内浩二です。進ちょく報告やちょっとした提案などを含めると、ITエンジニアでもプレゼンテーションをする機会は意外に多いもの。ところが「プレゼンテーションが苦手」という方、多いですよね。そこで今回はビジネススクールでプレゼンテーションを教えている大原直子さんにお話を伺いました。
大原さんの守備範囲は、資料の構成から立ち居振る舞い、メークアップに至るまで幅広いのですが、今回は「進ちょく報告会など日常的なプレゼンの場」でこの記事を読んですぐ効くコツを教えてほしいという、図々しいお願いをいたしました。
今回お話を伺った大原直子氏の略歴:グロービスにて企業内研修を担当し、講師も務めている。外資系コンサルティング会社、シカゴ大学大学院(ヒューマニティーズ/美術史・文化論専攻)を経て、一時期プロのメイクアップアーティストとして働いていた経験がある。好きな言葉は「真・善・美」と「一生成香」。苦手なものはロケ弁。
大原 よくいわれることなんですが、実はまだまだ考え抜く余地があるケースが多いんです。プレゼンテーションに説得系と報告系があるとすると、説得系のプレゼンテーションでは目的を明確にしやすいですよね。
大原 そう。でも報告系のプレゼンテーションでも、実はちゃんと目的があります。決して「報告すること」自体が目的にはならないはずです。聞き手に何かを理解してほしいのか、意見をいってほしいのか、具体的な行動をしてほしいのか。
例えば、「報告会でプレゼンをしても、いつも質問が出ない」という場合を考えてみましょう。分かったかどうかを知るために質問を促したいのであれば、質問したくなるような状況を作る必要があります。
堀内 事前にそこを考えずに、ただ「質問がなくて不活発」というのでは、目的意識が甘かったということですね。これは、具体的にはどうしたらいいのかなあ。
大原 想像力を使って、聞き手のことを考え抜く。現在A地点にいる聞き手にB地点に行ってもらうことが目的だとしたら、相手がB地点に行くまでの障害を取り除いてあげることをイメージしてみてください。聞き手の立場は、知識は、気になっていることは、などなど。
大原 そう。「あなたはB地点に行くべきだ」という思いが聞き手に伝わっても、実際の行動に結び付かなければ、目的達成にならないわけですから。例えば、「聞き手がこの報告を受けて、次に取る行動は何だろう?」と考えてみれば、社内の説得に使えるようなロジックや資料を用意しておいた方がいいかな、といった想像が働くと思います。
大原 「聞きなさい」といっています(笑)。報告ということは、聞き手とは初対面ではないと思います。しっかり想像力を働かせたうえで聞きに行けば、的を射た質問ができますよ。
堀内 資料をすごくきちんと準備して、本番ではそれを読み上げるだけという報告スタイルの人がいますよね。
大原 もったいないと思います。それなら配って読んでもらえば済む話ですよね。「配布資料を読むだけでよかった」、つまり聞くまでもなかったと聞き手が思ったとしたら、ビジネス・プレゼンテーションの評価としては最低です。
堀内 「報告」とか「プレゼン」というと、何となく「トウトウと語る」というイメージがあると思います。それが邪魔をしている気がするんですが、どうすればいいんですかね。
大原 「相手の時間を大事にする」という意識を強く持つだけで、おのずとプレゼンテーションのスキルは上がりますよ。
大原 そう。考えてみてほしいのですが、報告書を読んでおいてもらえば済むところを、なぜ直接会ってプレゼンテーションするのでしょうか。相手の時間を大事にしようと思ったら、プレゼンテーションではどうするべきでしょうか?
堀内 ただ読む以上の価値を与えるべきですよね。つまり、その場で相手によく理解してもらう?
大原 そのとおり。つまり、プレゼンテーションは、コミュニケーションなんです。そしてコミュニケーションでは、相手の反応が自分の次のアクションを決めます。よく「聴衆の目を見て話せ」っていいますよね。あれもただにらめばいいのではなく、聞き手がどこまで理解しているかを知ろうということです。
堀内 確かにプレゼンテーションの上手な人は、聞き手の理解度を観察して、それに合わせて内容を変えていきますよね。あれはかなりレベルが高いと思うんですが……。
大原 それは難しいと思います。それに、事前に決めたシナリオを外れてしまうと、自分が混乱してしまうリスクもあります。でも、相手の理解度に応じてスピードを落としたり、いったん戻って説明し直したり、質問を受け付けることは、できますよね。
堀内 それならできそうですし、それをしなければ一方通行になってしまうということですね。ほかに「コミュニケーション」という観点から、すぐに実践できるコツはありますか?
大原 なおざりにされがちな、大事なポイントを1つご紹介します。それは、「相手に胸を向ける」ということ。例えば質問されたとしますよね。相手の顔も見ずに答えるのはもちろんNGですが、話すときには顔だけでなく、胸を向けてみてください。
堀内 (実際にいろいろ試してもらう)……なるほど! 確かに話していて「話を聞いてもらっている」感じがします。相手の胸がこちらに向いていないと、ちょっと軽んじられている感じですね。「斜に構える」とはよくいったものだ(笑)。
大原 そういうことです。自分の話が終わり、聞き手に回ったときこそ要注意です。相手の話にうなづくことも、反応することもなく、背もたれにそっくり返って、足を組んで、目をつぶって、貧乏ゆすりをしながら聞いている……、なんてことはありませんか? こんな態度で聞かれては、話す方も不安になってしまいます。無意識のうちにやっていることも多いので、気を付けてほしいです。聞くときも、話すときも、相手に誠意が伝わるよう、胸を向けてみる。習慣になるまで意識的にやった方がいいですよ。
堀内 ところで聞き手のことを考え抜けといっても、言いなりになれという意味ではありませんよね。
大原 もちろん。プレゼンの目的はあくまで聞き手をB地点に連れて行くことですから、相手にのまれたり引きずられてしまってはいけません。
堀内 よく、「私は自信なさげに見えるので、説得力がないんです」という話を聞きます。そういう人に対するアドバイスはありますか?
大原 ありますとも! 私が担当している研修でも、そうおっしゃる方がよくいらっしゃいます。でもそういう方ほど、その貴重な個性を自覚すると、強いですよ。
大原 「自信なさげに見えてしまう」と思わずに、例えば「押しつけがましさがない」「威圧感がない」「謙虚さがある」という強みだと思ってほしいのです。いまは威圧的に、声高に語る人が多いですから、これは貴重な個性なんですよ。
トークは立て板に水だけど、何にも記憶に残らないプレゼンテーションってありますよね。一方で、とつとつとした話しぶりでも「伝わってくる」プレゼンテーションもあります。
堀内 プレゼンテーションというと、ハキハキと雄弁に、という「型」みたいなものがあると思われがちですよね。
大原 そうです(笑)。私は、プレゼンテーションで重要なのは「自信・熱意・誠実さ」だといっています。エンジニアの方のプレゼンテーションをお聞きする機会は、研修でも実際の仕事でもありますが、「熱意」と「誠実さ」が足りないと感じたことはありません。技術という依って立つものがあるからかもしれませんが、もし職種ごとに点を付けるとしたら、この2つはかなり高いと思います。
大原 話し手に自信が欠けていると、聞き手も不安になります。例えば、自信なさげなお医者さんに診てもらいたい人はいませんよね? 医者が不安そうだと、患者も不安になってしまう。
大原 自信の源は、3つあります。第一に、自分は誰よりもこの内容をよく分かっているという自負。そのためには、念入りな準備、努力が必要になります。次に、これを伝えることによって、相手に具体的な価値を提供しているという信念。そして、見過ごされがちですが、とても大切なのが個性です。いわゆる欧米型のスピーチテクニックを真似する前に、自分の個性を自覚して、自分に合ったプレゼンテーションのスタイルを見つけること。これは「必ず」あります。そして自信を持ってプレゼンテーションをすれば、小手先のスキルを覚えるよりもはるかに上手になりますよ。
大原 報告会などであれば、同席している同僚がいると思います。同じ会社の人間でチームを組んで、こまめにフィードバックを受けるのがいいでしょうね。ちょっと応用編になりますが、ビジネス・プレゼンテーションは実はチームワークでもあるんです。1人ひとりの個性が分かってくれば、プレゼンテーションに合わせてプレゼンターを変えるなんてこともできますよ。
堀内浩ニ●アーキット代表取締役、グロービス経営大学院 客員助教授。アクセンチュア(当時アンダーセンコンサルティング)にて、多様な業界の基幹業務改革プロジェクトに参画。シリコンバレーに移り、グローバル企業のサプライチェーン改革プロジェクトにEビジネス担当アーキテクトとして参画。帰国後、ベンチャー企業の技術および事業開発責任者を経て独立。現在は企業向けにビジネスリテラシー研修を提供するほか、社会人個人の意志決定支援にも注力している。
採用するプログラム言語に応じて経験的に求めた標準ポイント数と、必要とされる手続の個数とを乗じてソフトウェアの規模を予測する。
サブシステム群の構成を推定して、過去の経験から求めたサブシステムの分類ごとの標準ポイント数に基づいてソフトウェアの規模を予測する。
ソフトウェアが扱う入力データ、ファイルなどのデータ要素とそれらの複雑さによる重み付けから得られるポイント数によって、ソフトウェアの規模を予測する。
ソフトウェアの開発作業を標準作業に分解し、それらの標準作業のポイント数からソフトウェアの規模を予測する。
●解いて楽しく、読んでためになる15問。@IT自分戦略研究所をクイズで走り抜け!
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[] 読んですぐ効くプレゼン上達のコツ − @IT自分戦略研究所
[引用サイト]  http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/special/skpresen/skpresen01.html
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 Last Updated 2007/ 03/ 05/ 14時07分31秒

就寝前や通勤中の電車内で、読書や仕事の資料を読む人は多い。だが、読んでいる途中でいつの間にか眠ってしまい、ハッと目覚めた時にどこまで読んでいたのか分からない――そんな問題の解決法をご紹介しよう。
普通のしおりとは違ったユニークな形。他のカラーもある。直販サイトでは3枚セット、大型文具店では1枚売りもしている。使い方は台紙の裏に書いてある
就寝前や通勤中の電車内で、読書や仕事の資料を読む人は多い。だが、読んでいる途中でいつの間にか眠ってしまい、目覚めた時にどこまで読んでいたのか分からなくなる――ということもある。眠る直前に「しおり」でも挟めればいいが“いつの間にか”眠っているのだから、それも無理……かと思っていたら便利なしおりを見つけた。
それが「スワンタッチ」だ。名前のとおり白鳥のような形をしており、両面テープが付いている。本の見返しや、最後のページの上部にこのしおりを貼り、とんがった頭部分を読み始めのページに引っ掛ける。あとはページをめくるだけで、頭部分が常に開いているページに引っ掛かるようになる。これなら、寝ている間に本が閉じてしまっても、自然としおりが挟まっているので“安心”だ。両面テープの粘着力はそれほど強くないので、特殊な紙を使った本ではない限り剥がすのも簡単だ。
上から見るとこんな感じ。本が厚いと首部分が伸び、クチバシ部分を最初のページに引っ掛けるのが難しくなる
書類の場合も同じように使える。書類の最後の裏側にスワンタッチを貼り付けて、クチバシ部分を一番上の書類に引っ掛ければいい
使ってみて感じたのは、本の厚さがポイントだということ。厚さ2センチ未満ぐらいの文庫、新書、一般的な単行本であれば問題ない。一方で、それ以上に厚い本やボールペンを挟んだりしているとしおりがずれることもある。専門書や資格試験の参考書などの厚めの本では、少々使いづらいかもしれない。
スワンタッチの説明書にもあるとおり、しおりの首部分と本との間に隙間を空けるとスムーズに利用できる。しかし、隙間を空けすぎるとページもずれやすくなる。逆に隙間が狭いとページがめくりにくい。個人的には1〜3mmほどの隙間がベスト。本によってめくりやすさも変わるので、別の本に付け替えたら最初に微調整すると使いやすくなる。両面テープの粘着力が弱ったらテープを付け替えるか、価格が安いので新しいものを購入してもいいだろう。
オンラインのみで人は生きられるか:第2回 江戸の都を自転車で──「市中引き廻し」ルートを疾走する先日の東京マラソンではないが、東京は改めて回ってみると新たな発見が多い街だ。Yahoo!で公開している江戸の古地図を元に、自転車で都内30キロメートルを回ってみた。
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[] ITmedia Biz.ID:あれ、どこまで読んだっけ? を解決する
[引用サイト]  http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0611/08/news010.html
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 Last Updated 2007/ 03/ 05/ 14時07分31秒

けったいな短編集、読むと不思議な気分になれる16編。ただし逸品だらけ、しかも、人によってイチオシが違ってくるという奇妙な作品集。
… とはいっても展開が「あさっての方向。」だったり、読み手を韜晦するような難解なストーリーではない。むしろ、悲劇的なラストなのに思わずクスッと笑ってしまったり、日常的な会話から始まって「そこまで行くか!」と叫んでしまうほどトンでもない話へ転がっていったり。
ミステリ、SF、ファンタジーのいずれの枠にも当てはまらない。実際、ヒューゴー賞、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞、世界幻想文学大賞の全てを短編で獲っているのは、あとにも先にもデイヴィッドスンしかないとのこと。
最初の印象は、「残酷なO.ヘンリー」、「ユーモラスなレイ・ブラッドベリ」あるいは「ペダンティックなティプトリーJr.」だったが、進めるにつれ、そのスゴさに魅了されてくる。短編の名手だね、この人。収録作にある、
などは、スゴ本ハンターなら要チェックの「賞」だろう。わたしのイチオシは冒頭の「ゴーレム」、出だしからオチまでの巧妙な展開と、絶妙な会話(重要!)、珍妙なプロットと読者との共有感のバランス具合、全てが完全な短編小説(perfect story)、良い小説の見本みたいなもの。ちなみに、「完璧な短編小説」、ミステリなら「妖魔の森の家」(ディクスン・カー)、文学なら「満願」(太宰治)が挙がる。
ストーリーには一切触れない。いったいぜんたい、何の話なのかいぶかしげに頁を繰るのが読者の「特権」なんだから、惹かれた方は予備知識を排して手にしてみて欲しい。「ゴーレム」なら10頁、立ち読みできるゾ。
本書を知ったのは殊能将之氏のblog[参照]、氏の著書「ハサミ男」は予備知識ゼロで読み始め、ラストで心底ビックリさせられたなぁ… やっぱり面白い本書いてる人は、面白い本読んでるねッ。
米光さん、オススメありがとうございます、1000ページをイッキ読み、「わたしが知らないスゴ本は、米光さんが読んでいた」というやつですな(米光さんのレビューは[ここ])。blogやってなかったら、一生知らなかった(知らずにすんだ、ともいう)劇薬小説にめぐりあえてホント、良かった。
ただし、読む人はご注意を。エンターテイメント性は一級かもしれないけれど、暴力と性描写が激しすぎる。没入すると我を忘れてしまう恐れあり。経験の浅い若い人が読むとアてられてしまうかも。例えばセックスの描写はこんなカンジ――
英姫は急に意識が醒めていく のを感じた。金俊平の荒々しい力がまるで嵐のように英 姫の体を通過しようとしている。英姫は早く終わってほ しいと思った。
と金俊平が英姫の顔を見た。英姫は顔をそむけて返事 をしなかった。英姫の愛液が乾き、あきらかに金俊平の ものを拒絶していた。金俊平はゆっくりと英姫の体から 離れ、つぎに英姫の陰部に唇を這わせた。
と苦痛にも似た声で体をよじる英姫を無視して金俊平 は英姫の全身に舌を這わせるのだった。何度も舌を這わ せているうちに、英姫の全身が金俊平の唾液にまみれ、 どろどろに溶けていくようだった。汚辱と恥辱にまみれ た英姫はしだいに不思議な感覚に痺れていくのである。 いわば汚辱と恥辱と嫌悪の感情が剥ぎ取られ、生身の体 だけを晒しているような恍惚とした状態に陥るのだった。 それは一種の睡魔の状態に似ていた。感覚が麻痺するた びに深い眠りの底へと誘われていくあの抵抗し難い快感 に体をゆだねようとしていた。
そして再び金俊平のものが英姫の体の芯部に深く侵入 してきたとき、英姫は一気に昇りつめて「あー」と自分 でも信じられない呻き声をあげ、愛液が満潮のように溢 れ出た。激しい快感が全身を電流のように駆けめぐる。 英姫はわれを忘れてめくるめく世界へ逆しまに落ちてい ったかと思うとつぎの瞬間、奥底からせり上がってくる 感情の塊りが英姫の脳天を突き抜けて行った。
何がどうなっているのかわからなかった。腰がくだけ、 体の痙攣が止まらなかった。放心状態の英姫は、しかし 急に羞恥心を覚えて衣類で裸身をおおい、金俊平に背を 向けた。そして英姫は素早く衣服を着て座り直した。
ええまぁ、フランス書院も真ッ青なんだけど、こんなんが続く。ねちっこいセックスをヤったことがある人なら、きっとその経験を思い出す。電車で読んでて愚息が元気になりすぎて困った。
暴力も凄まじい。修羅場の準備で鎖を体に巻きつけて、手にはロープをぐるぐる巻きにする。ドスで突っ込む極道の刃を掌でつかんで受け止める。耳を噛みちぎって食べる。浮気した情婦は逆さ吊りにして刺身包丁で臀部を削いで食べる。焼け火箸を手にして「二度とあれができないように、おまえのあそこを焼いて閉じてやる」――要するに、セックスとバイオレンスの間に、戦中戦後の大阪下町を舞台とした朝鮮の民の物語が挟まっている。
主人公そのものの存在が化け物としかいいようがない。2メートルの巨漢、眼光鋭く、厚い唇と発達した顎の筋肉を太い首が支えている。五分刈りの頭から額にかけて、鋭い爪あとのような傷が喰い込み、潰れた右耳と顎のあたりの肉がケロイド状に盛り上がっている。扁平は鼻腔が欲情した馬のように大きく膨らんでいる。
豚の内臓を腐らせたものを健康食だといって食べる。犬百頭の間接を煮込んだ汁を呑む。真っ赤な炭火を素手でつかんで突きつける。読み書きはできないが、恐ろしいほどの記憶力。朝鮮語の殺し文句に「きさまを料理して喰ってやる」というのがあるが、まさにモンスター。肉塊でできた機関車のような存在。猛スピードで暴走し、ぶつかる人間を粉砕する。
カネとセックスをトコトンまで書き尽くしているにも関わらず、テーマは「家族」。血と骨という言葉は、コリアンにとって特別な意味がある。朝鮮の巫女の歌の中に、「血は母より受け継ぎ、骨は父より受け継ぐ」という一節がある。朝鮮の父親は息子に対し、「おまえはわしの骨(クワン)だ」という。それは、血もまた骨によって創られることを前提にしているからだ。土葬された死者の血肉は腐り果てようとも骨だけは残るという意味がこめられている。血は水よりも濃いというが、骨は血より濃いのだ。
切迫感をもって読ませる小説として馳星周の「不夜城」を思い出すが、セックスもバイオレンスもこっちが上(ただし、「不夜城」の方がスタイリッシュ&エンターテイメントといえる)。あるいはえげつなさを味わうならば、新堂冬樹の「溝鼠」がタメ張れそう。いずれにせよ劇薬小説であることは確か。
プロジェクトの火消し屋を長年やっていると、キナ臭い匂いを感じ取れるようになる。郵政解散までやって耳目を集めた「郵政民営化プロジェクト」、中の人はとってもデスマーチだと勝手に忖度して、合掌、礼拝、南無〜。
つまりこうだ―― 「2007.10.1の民営化スタートまでに、システム開発が間に合わないと判断された場合、閣議決定を経て民営化を半年延期する」―― 郵政民営化法には、こんな特例条項がある。社会的に巨大なインパクトを持つプロジェクトだから、GO/NOGOは法律+閣議決定を要する。
しかしだ、1末時点での開発状況を分析した結果、「一部のシステム開発に遅れがあるものの計画の日程には十分間に合うと判断し、この条項を適用しないことを決めた」という。郵政公社の生田総裁によると、「開発はおおむね順調で、民営化の工程が押されるものではない」(※1)。要するに後がなくなったわけ。
「おおむね順調」ッ!すばらしいことだと思うし、どんなPM(たち)がマネジメントしているか、非常に興味がある(数年したら本になるだろう)…
…でもね、こんなシステム開発の求人広告を見ると、とても不安になるンですよ。ひょっとして、この時期になって人が足りないから、募集しているのかなって。以降、郵政公社の中途採用募集要項より(※2)。
募集職種:システム企画・開発・運用に関する業務 (生保システム、決算関係、責任準備金の算定等に関するシステム開発等)
いやいや、そいつはアンタの考えすぎだよ、これは定常的な募集要項だよ、という方には、このプロジェクトにどれぐらいの人が突っ込まれてきたかを、説明しよう(※3、数字はおよそ)。
ちなみに、外注ベンダーはこの中に含まれていないことに注意。開発規模は5万9000人月、処理量は5000万トランザクション/日だそうな(すまん、このデカさを人月以外で表現できん)。
いやいや、それはアンタの考えすぎだよ、最近の開発手法だと、プロジェクト途中で人を追加しても、うまく吸収できるようになっているんだよ。大事なのは要求仕様、これがしっかりしていれば、アサインするPMのウデの見せ所だよ―― という方には、勘定系システム「NEWTON」の話をしよう。
民営化の基本方針――要求仕様の骨格といってもいい――の一つとして、「民営化スタート後、ゆうちょ銀行は民間金融機関との送金・決裁ができるようにする」。ようするにゆうちょ銀の勘定系システム(預金為替勘定基幹系システム)を、民間金融機関の決裁ネットワークである「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」に接続する必要がある(※4)。
もちろんスクラッチするといったリスキーな手は打たない。ただし時間は限られている。そこで郵政がひねりだした奇策は、全銀システムに接続する中継システムとして、勘定系システム「NEWTON」だ。「NEWTON」は、りそなホールディングスが2005.9まで使っていた旧大和銀行の勘定系システムのことだ。
現役で使っていたものだから、大丈夫だろうという思惑で食指を延ばしていたが、りそなホールディングスの資金量は全体でも40兆円、一方でゆうちょ銀は200兆を超す。パフォーマンスのスキームがまるで違う。さらに、「NEWTON」は現役を『引退』したシステムじゃぁないかと。そんなものを使っても大丈夫なの?
ちなみに、「NEWTON」の採用は、2006.7の時点では「検討段階」であって、決定されたとの情報は、得られなかった。
――などという不安は、焼酎片手に30分ネットを漁っただけでもぼこぼこ出てくる。ヒトゴトだけどな。郵政解散までやって世間を騒がせ、選挙の焦点・政治カードとしてもさんざん使われてきたから、しっかり議論された要求仕様ができているに違いない。そして、じゃぶじゃぶ税金を投入してあるから、カネとスコープのトレードオフに悩まされることもあるまい。
ネタ元は以下の通り。個人がネット+メディアを漁った程度なので、モレヌケはたんとあろうかと。むしろ、プロジェクトの成功を裏付けるようなソースがあれば喜んでー
※1 2007.2.22読売新聞:個別記事へのリンク禁止だと抜かしているので、ソースは各自であさってちょ。題名は「郵政民営化、予定通り10月から…情報システム開発順調」
※3 ITPro:郵政公社が民間企業からシステム要員を30人募集、民営・分社化プロジェクトの人材補強[参照]
答えはもちろん2.で、外見がむさくるしいと、何をどうしてもダメ。顔や体型が全て、と言っているのではない(そんなものは服やエステでいくらでも"加工"できる)。重要なのは、最低限クリアすべき条件を満たしていない場合、他のどんなに優れた資質を持っていても、見向きもされないということ。これを、どんな経営学の教科書にも載っている、ハーズバーグの動機付け(衛生理論)とからめて説明しているところが面白い。
とりあえず↑に正解したなら、読む必要はないだろう。不正解だったり、解説にナットクできない方は手にとってご覧あれ。
「モテる」とは、以下の3つを全て満たすこと、もしくは満たすためのスキルを有していること。決して両手に華のウハウハ状態のことではないので、ご注意。
「ふつうに」って何ですか? とか、「仲良く」とはどういう状態のことですか? などと本気で訊いてくるなら、本書および以下を読んでも役に立たないので、ご承知あれ。
モテる連中には共通した戦略があり、自覚しているか否かは別として、どんな場合でもその戦略に基づいた行動を取っている。「戦略」という言葉がアレなら、「考え方」「思考ルーチン」、あるいは「メソッド」と言い替えてもOK。要するに、モテる奴にはちゃんと理由がある、ということ。
そうした「メソッド」はHowToモノとして流布しているが、どうしても「オレ流」感が否めない。カリスマホストやナンパ師の「メソッド」は経験談として読むには面白いが、一般性というか何と言うか、「ボクにもできる!」とは思えない。
目次を見てほしい。ブルーオーシャン、キャズム、CRM、PPM、AIDMAモデル、Push/Pull、といったビジネス戦略の概念がずらずら並んでいる。一見、これがモテ論? 疑問に思うかもしれないが、要するに経営マネジメントの現場で使いたおされているツールを、「モテるための戦略」に特化して解説しているわけ。
だからこそ、より一般化され検証されている「メソッド」だといえる。あるいは、カリスマしか使えない方法ではなく、誰にでも利用できる「ツール」ともいえる。「ビジネスと恋愛は似ている」といったのは誰だっけ?
しかも無類のとっつきやすさ。各章ごとに「問題」が並ぶ。ギャルゲでおなじみの3択だ。気になる子がいるのだが、アプローチの見当がつかないとか、合コンのメンバーで差別化を図りたい状況で、どの選択肢ならモテるのか? そしてなぜそれが他よりもモテに近いのか? …考えながら読むと楽しい。
もちろん「正解」ではない選択肢を選んだり、解説に納得がいかず「オレのポリシーと違う」と別のリクツをのたまうかもしれない。でもそれじゃループに陥る。主義とか反証をこねくりまわすのではなく、まず受け入れてみよう、「これがモテる考え方か」と。その上で、自分にできることを具体的に考え、実行することによって、得るものがあるはず。
とりあえず、アキバ系を自認しているモテたい奴にオススメ。読んで実践して、成果が出るのに1ヶ月ぐらいかかるので、今から準備しておくべし。
「ソフトウエア企業の競争戦略」によると、答えはYes。著者であるマイケル・A. クスマノはMITの教授。だから信用できるのではなく、長年行ってきたフィールドワークに裏打ちされた主張が、かなりの説得力をもっているから、わたしも答えはYesだと思う。
出典は1990年の論文[※注]なので、かなり古い。「ソフトウエア企業の競争戦略」ではp.281の「パフォーマンスに関する地域差」を参照あれ。
ちなみに、何をもって「世界」というか? 著者のフィールドワークで以下の企業を対象としている。当時の日本、米国、欧州、インドの代表的なソフトウェア企業といっていい。
マイクロソフト、IBM、NEC、富士通、日立、オラクル、SAP、シーベル、i2テクノロジーズ、ビジネスオブジェクツ、タタ
答:それは品質重視の工場型モデルを(相も変わらず)採用しているからにほかならない。「良いものを作れば売れる」主義を信奉するあまり、ビジネスの本質から離れてしまっているから。
例えば、欧州企業にとってソフトウェアは「科学」として扱われる。コンピュータサイエンスとしての「ソフトウェア・ビジネス」であるがゆえに、形式的手法やオブジェクト指向分析・設計手法が重視される。また、米国企業にとってソフトウェアは「ビジネス」そのものとして扱われる。会社をつくって「まぁまぁ良質」の製品を作り、業界標準を打ち立て、その過程で大儲けしようとたくらむ。
しかし、日本企業にとってソフトウェアとは「工場出荷製品」そのもの。文字通り「ソフトウェア・ファクトリー」を目指している。標準化された設計開発工程に則り、仕様からほとんどブレない製品を粛々と出荷することを随一としている。「良いものを作れば必ず売れる」信者の松下イズムが蔓延しているため、ソフトウェア・ビジネスの最もメジャーな課題「何が欲しいのか分かっていない顧客に売る」ビジネス視点が抜けている。
「ソフトウェア企業を創って世界のルールを変えてやろう、その過程で大儲けしてやろう」とニヤニヤしながらコード書いてる奴って、いないでしょ? コスト意識はあるけれど、ベネフィット意識というか、「儲け」を考えている奴ぁ、日本では一握り(←あっ、いまアナタの頭に浮かんだ禿の社長、その人は貴重な一人ですぞ)。
その「コスト意識」もアヤシイ。コストを削減し生産性を上げることは、確かに重要。しかし、その生産性を測っているのはライン数であることに注目して。ライン単価の愚かしさを語る人が、同じ口で生産性をライン数で語りだすと、なんだかなぁ、と思えてくる。FPでも一緒。「短時間に品質のよいコードを大量に書くことが最優先」という発想そのものが、ソフトウェアファクトリーに根ざしている。本気でやるなら、生産性は銭金で測定しないと。つまり、コードを書くことが目的なのではなく、サービスを提供して儲けることを目的としない限り、いつまでたっても言われるがまま書きつづけることになる。
プログラマの優秀さと、そのソフトウェアで儲かるかということは、あんまり関係がないことに目を背けている限り、馬車馬のように働いているワリにはちっともカネにならない人生を送ることになる、かも―― と書いておきながら、わたし自身、ちっとも離脱できないでいるのは、ソフトウェアの引力に魂を引かれているからかも。
このエントリは、渡辺千賀サマの「日本発のソフトが少ないのは日本人が英語が苦手だから」を読んでいるうちに、日本のプログラマダメダメ論になりそうなので、ちょいと昔のエントリを掘り起こしてみた。ヒマな人は元ネタの読書感想文シリーズをごらんあれ。
いま、わたしがガンで死んだら、けっこうな額の保険金が出る。交通事故に遭ってもしかり、不随状態になっても同様だ。大黒柱である以上、リスクヘッジは保険で対処している。
しかし、精神的なものに相当する「保険」はかけていない。大きな病気やケガをしたり、後遺症に悩まされるような状況になったとき、わたしの心は耐えられるのだろうか? 受け入れるのに時間がかかるだろうし、ガンのような「期限つき」の場合、パニックになるかもしれない。
あるいは、家族や周囲へのインパクトも大きい。保険金という「カネ」はあれども、治療費がどこまでいくのか見えない。そもそも大黒柱を失った(失いそう)な状況に、精神的にまいってしまうかもしれない。
さらに、病気やケガそのものは医者にまかせるとしても、その医者を信用するためにわたしはどうすればいいのか? という疑問は残る。思考を停止して医者任せがいいのか、Dr.google を読み漁るのがいいのか、それこそ闘病ブログで有志を募ったり募られたりするのか。
たとえば、闘病ブログは盛況だけど、切れ切れの情報の積み重ねでしかない。「いま」闘病のスタートを切った人との時間差・温度差は確かにある。更新者が快癒したり死亡したときが、更新が止まるタイミングなので、過去ログから苦労して読んできてもプツっと切れていることが多い。
ここには700冊の闘病記が紹介されている。治療の体験記を病名から探せるため、文献をあさるためにやみくもにgoogleるよりも、入口をここにするほうが、全体が見通せてよいかもしれない。
このサイトはNPO法人「連想出版」が運営しているが、実際の本は都立中央図書館(東京都港区)に集められている(もちろん、疾患ごとに配置されており、病名から本を見つけ、実際に手にとることができる)。
興味深いのが、これと似たようなサービスは、ニューヨーク公共図書館の報告で知ったということ。以前のエントリ「図書館で夢をかなえた人々」にある、
医者+司書によるサイトの構築。医療情報はネットにあるが、散在している状態。書籍だと集中しているが、横断性に欠ける。例:ガンの治療+副作用+本人のケア+家族のケア+保険+闘病生活… といった同一のテーマをもとに深堀りと収集できる「場」を、ネットと書籍という形で提供
―― と微妙に一致している。上記は2001年の岩波新書でレポートされているし、「闘病記ライブラリー」は、2006.6から始まっているようだ。両者に何らかの伝播が働いたのであれば、なんだか嬉しい。
結婚前までアンチ図書館派だった。本は買って読むものであって、身銭を切ってこそ選書眼も養われるというもの。金なくば食費を削れ、餓えて読め、というのが信条だった。
それが、図書館ヘビーユーザーの嫁さんの影響を受け、図書館主義者になった。書店の棚はコマーシャリズムに汚濁されたノイズまみれ。自分で本を探せない奴が本屋を徘徊する、などとうそぶく。180度転向の経緯は[ここ]に書いた。
探す: 都内の図書館を横断的にネットで検索[これ]する。当面読みたい本は近所の図書館でたいてい手に入る。どうしてもという場合は国会図書館から取り寄せてもらう。
予約: 実は複数のアカウントを持っている。住んでるところ、勤務先、通勤ルートと複数の区をまたがるため、それぞれなじみの図書館がある。予約は全てネット。巡回先で嗅ぎつけた本や、積読リストの上位から予約枠を埋める。確保できたらメールが入るという仕掛けなので、早い場合1〜2日でgetできる。
読む: 買った本ではないので、壁投げ本や糞本も笑顔でうっちゃれる。買った本の場合、けなすためにも少なくとも一読しなきゃという強迫観念があったが、図書館のおかげで霧消した。どんなに前評判がよくても、「途中でやめる」ことができるのは、大きな強み。身銭を切らなくなったことでハードルが下がり、ヒット率が低下したことは否定しないが、いっぽうで、大ヒット率は大幅にUPしている。
返す: 返す日は予約した本を借りる日でもある。必ずチェックしているのは、2つのワゴン→「たった今返却され、そのうち書架に戻される本」と「予約され確保され、貸し出しを待つばかりの本」←これこそが本当のベストセラーだろう。ベストセラーももちろんあるが、地域性や世情が如実に表れている。
かつて一人暮らししてた頃は「コンビニを冷蔵庫代わり」だったが、今は「図書館は自分の本棚」という発想。しかも、時間というフィルターで漉された書架。オレ好みに染めたい気持ちをグっと押さえつつ、いつ行っても新しい発見がある。なじみの司書さんはさしずめ本のソムリエ。時代を超えた「売れスジ」を指し示してくれる。
そんな図書館を満喫していたところ、面白いレポートを教えてもらった→「未来をつくる図書館」、ニューヨーク公共図書館が紹介されており、とても興味深く読めた(ichihaku さん、教えていただきありがとうございます)。
まとめてしまうと、「図書館」という枠を突破し、知的インフラを構築しようとする試みが描かれている。ビジネスインキュベーターとしての図書館、行政機関の窓口としての図書館、地域情報のセンターとしての図書館、芸術に貢献する図書館と、さまざまな試みが紹介されている。
講座+書籍の企画。起業のためのビジネス講座を図書館が主催し、ビジネスプランニング、資金調達、マーケティングの講座を無償で受講できる
図書館そのものを利用するためのスキル講座。資料目録やデータベースの使い方だけでなく、ネットエンジンの検索スキル、情報の評価法、キャリア情報やビジネス情報の探し方、行政情報のアクセス法、特許検索などビジネス関連が盛りだくさん
音+映像の図書館。舞台芸術のためのアーカイブ機能。音楽や映像などのドキュメンタリー機能の収集・保管・分類・検索へのindex
医者+司書によるサイトの構築。医療情報はネットにあるが、散在している状態。書籍だと集中しているが、横断性に欠ける。例:ガンの治療+副作用+本人のケア+家族のケア+保険+闘病生活… といった同一のテーマをもとに深堀りと収集できる「場」を、ネットと書籍という形で提供
図書館+学校。授業設計や教材作りのための「教師コーナー」。司書が厳選した教師向けの情報テクノロジー、教員の能力開発、書評、文学、関連雑誌、データベース、教師向け研修の提供(本を読まなくなったのは、生徒だけじゃない)
「おしゃべり歓迎」+「カフェのような」図書室もある。学校帰りの子どもたちに図書室を開放して、宿題を片付けたり、コンピュータでレポートを書いたり、勉強しながら友達と意見交換したりする「場」を提供。静粛でないブルックリン公立図書館
後半になるにつれ、代表的な知のインフラgoogleの試行をホーフツとさせる。google+図書館はとても近しい(もう組んでいたりして)。
このエントリ名の「図書館で夢をかなえた人々」は序章の題名でもある。ニューヨーク公共図書館からは、アメリカを代表するビジネスが数多く巣立っている。たとえば…
ゼロックスのコピー機は、特許関係の仕事をしていた弁護士が、「膨大な数の特許を複写する機械があれば書き写すたびに間違いがないかを確認する手間が省ける」との漠然としたアイデアをもとに、図書館で資料を読みあさり、ある文献をヒントに静止画像の特許を取得したことに始まる
航空会社の草分けであるパンアメリカン航空は、飛行機好きの創設者が地図部門でハワイとグアムの間の島を発見、そこを給油基地にすればグアムまで飛行機を飛ばせると考えたことが世界初の太平洋線開設のきっかけとなった
ほかにも、図書館に集まってくる雑誌のダイジェスト版があれば便利だろうというアイディアで始められた「リーダーズダイジェスト」など、図書館を活用してビジネスを生み出した人は少なくない。
著者はニューヨークの図書館を絶賛するいっぽう、返す刀で日本の図書館を切り伏せている… んが、ニューヨークの図書館の多彩な「機能」」は、行政機関としての役割が日本と違うだけなんじゃぁないかと。ニューヨークと比較するなら、東京の図書館もスゴいよ、とヒトコト申し述べておきたい。
本書のレジュメは[ここ]にある。また、著者の産業経済研究所での活動は[ここ]あたりで一覧化されている(いい仕事しているなぁ…)。
「今の若者がバカばかりなのは、テレビやゲームばかりやっているからだ」「ケータイが語彙を貧弱にし、日本語を壊す」といった論は、飽きた。喰いつきやすく、燃えやすいが、二項対立水掛け論は見えてるから。ウチダ先生あたりが新書で小金を稼ぐのにちょうどいいネタ。
テレビやゲームは頭を良くするそうな。最近の翔んだ識者がふりまわす「ゲーム脳」「ネット漬け」に真っ向から反論するのみならず、攻め込んでいるところが痛快ナリ。どこのコミュニティにも必ず一人はいるアマノジャ君の戯言かと思いきや、家庭用ゲーム、テレビドラマ、ネットコミュニティを例に挙げ、えらく説得力ある論を展開する。
昔と比較すると、ゲームやテレビドラマは複雑化している。楽しむためには、一定の知的水準を要求するようになっている
そうした複雑化するゲームやテレビドラマに「訓練」されることで、パターン認識能力や仮説検証能力が磨かれている
例えば、テレビドラマ「24」「ER」。同時多発的に複数のストーリーが交錯し、視聴者に対し、複雑な人間関係と時系列・因果関係を把握することを強いる。昔のドラマは平坦な一本調子でよかったが、今は違う。ドラマを楽しむための知的な要求水準は高まっているそうな
あるいは、「ゼルダの伝説 風のタクト」。同時に存在する目的(ダンジョン探索・アイテム使用で進める場所・目の前の敵・目の前の仕掛け)が入れ子状になっており、その中から最適なルートを仮説→検証する。これは、「ドットを全部食べる」「Powを食べたらモンスターを食べられる」だけで成り立っているパックマンとえらく違う。パターンと反射神経だけで、ゼルダはクリアできない。
そういう話が山と出てくる。根拠のデータもいちいち説得力があって、「ゲーム脳」でご飯食べさせてもらっている学者くずれに読ませてやりたい一冊。そうだよそうだよ、と思わずうなづくこと十回、さらに「わたしならこう考える!」と議論したくなること二十回…
例えば、「ゲームはキレやすい子どもをつくる」というが、UOやってみそ。スキル上げにどれだけ地道な作業を要するか…。あるいはポケモン集めがどんだけ大変か、やった人なら分るはず、イマドキのゲームは、根気がない奴にはできない仕様になっている。
また、「いまどきの若者は本を読まなくなっており、語彙力が低下している」とまことしやかに言う人がいるが、それは紙に書いた文章を読んでいないだけ。ディスプレイ(PC/携帯)の文を含めると、今の若者は昔よりもはるかに多くの文章を読んでいる。むしろ多すぎるぐらいで、効率よく内容を吸収するための取捨選択能力は、「いまどきの若者は本を読まない」と嘆く団塊どもよりも、ずっと優れていると思うぞ。
DSの脳トレや「LOST」や「バフィー恋する十字架」、ガンダム・エヴァが無いなぁ、と思っていたら、あとがきでちゃんと出てくる。うむうむ、わかっていらっしゃる。もっと踏み込んでいいなら、あまりにも「キャッチ22」的な京アニ「涼宮ハルヒの憂鬱」や、お子さまお断り「仮面ライダー555」の敵味方入り乱れっぷり、知恵熱を発するほど究極の叙述形式「Ever17」の多層性など、いくらでも語りたくなる。
このテの議論には飽いたわたしが、思わず身を乗り出してしまうような一冊。あなたが読むと絶対何か言いたくなる一冊でもある。
まこぴー、まいちゃん、しおりん… 次々と巨星墜つなか、いよいよ佳境にさしかかっているKanon、毎週正座して観ている。ええ、見る度に涙ぼろぼろですよ。大枚はたいて衛星放送入れた甲斐もあるというもの。
恐るべき京アニのクオリティとか、伏線回収ルートの比較検証とか、最早どうでもよく、表舞台より去ってゆく彼女たちが不憫で不憫で、さらにこれからキョン祐一が向かい合う運命を慮り、どのシーンを見ても泣けてくる。
最初は独りで観てたが、嫁さんにエロビデオだと誤解された経緯あり[参照]。今では夫婦で仲良く見ている。「なかよく」なんて語弊がありそうなので、嫁さんの言を引く。曰く「ぼくが読書してる横で勝手にアンタが見てる」とのこと。
そして、彼女たちの『正体』を、原作なんてこれっぽっちも知らない嫁さんが、ズバリズバリとあててゆく。なんだか怖くなってくる。例えばこんなカンジ…
いずれも、それぞれのシナリオルートに入った直後に見抜く。原作は隠してあるし、嫁さんがわざわざgoogleっているとは考えにくい。どうして分かるのか? と訊くと、「だって、そのほうが面白いから」 と言い切る。
曰く、「物語は面白くなる方向へ収束する」だそうな。「お約束理論」、つまり、物語は「お約束」を守って展開されるべきであり、このオタクアニメも例に漏れないそうな。その観点で見るならば、真琴は人間界から消失しなければならないし、マモノは舞が生み出さなければ話が面白く終わらないし、同じ理由で栞の病気は不治でなければならない。
慧眼なり。オープニングのアレを見れば、どうしてもそう考えてしまうだろうし、ひょっとすると「天国から来たチャンピオン」を想起しているのかもしれない。ある意味、正解なんだが。
と断言している…本当かッ! (゜Д゜)クワッ キョン祐一の不用意な質問「おまえ、好きなヤツとかいないのか?」に、ちょっと困ったような(泣きそうな)顔で答える名雪、このシーンだけで6杯はいけるぜええぇぇぇっ
―― どうか、名雪には幸せな記憶を。ラストだけ分岐して「名雪エンドDVD」も可。あるいは全員分の分岐があったりして。その場合は秋子さんエンドを強力に所望。
明らかに挙動がおかしくなっているダンナに心底辟易顔の嫁さんが「寝ろ」。ヲタネタにつきあってくれてありがとう。アイソ尽かされない程度にヲタをやっていこうとあらためて決心する。
このページの画像の一部は、ソフトハウス『Key』の作品の提供素材を使用しています。これらの素材を他へ転載することを禁止します。
「絶望系 閉じられた世界」を読む。うわーなにコレ、すごくいいじゃないか。「ハルヒ」書いた人とは思えん。小説としての「ハルヒ」の出来はアレだけれど、これは良作、なんってたって、「この超展開、どうなるんじゃぁっ」と(ラストを予感しながらも)ページを繰る手が止まらなくなったから。
ラノベとハーレクインの読者はまさに「物語の消費者」といえる。期待するキャラやストーリーを効率よく吸収するためにページをめくる。けど、これ、ラノベか? 表紙や序盤の「不思議ちゃん+萌エロ」を期待して読むと、ラノベというフォーマットを突き破って唐突に残虐化する鬱展開に仰天するかも。移入すると心が痛い痛い。
またラノベっぽくないのが話し手。ラノベにおける状況説明は、エロゲ並みのモノローグで語られることが多い(キョンの長台詞が典型)。これは心地よいときもあれば鼻につくこともある。その"弱点"を、本書では実にスマートに回避している→サブキャラを狂言回しにすることで、エロゲの主役なる人物を「語られる側」に追いやる。
しかも話者を固定せず、サブキャラ→メインキャラ→神の目と、自由に視点が行来しているので、ダレることなく読める。狙ってやっているとするならば稚拙感あふれるが、これはおそらく書き手が欲求に従ったまでだと思う←その欲求は正しい。
わたしの場合、こいつを劇薬小説として紹介されたので、それなりに構えて読んだが、ああ、確かに劇薬かも。「谷川+のいぢ」でハルヒのつもりで読むと地雷なので要注意。ハルヒが壮大なトートロジーなら、本書は絶望というシステムの話やね。あとmizunotoriさんちのランキング[参照]によると、ラノベ三大奇書でダントツ一位。
ハルヒとは真逆の、ネガ/ポジにしたような少女がでてくる。謎多き引きこもりの美少女、というレッテル貼って安心して読み進めていくと、自己言及のぐるぐる回しの果てに、結局ハルヒと同じような行動をしていることに気づいてガクゼンとする。これを書き手の想像力の限界とくさすのはたやすいが、素直にわたしは涼宮ハルヒの絶望のお話だと読み替えた。

[] わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
[引用サイト]  http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/
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 Last Updated 2007/ 03/ 05/ 14時07分31秒


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