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Netscape Navigator(ネットスケープ・ナビゲーター)はジム・クラークとNCSA Mosaicの開発を抜けたマーク・アンドリーセン、ジェイミー・ザヴィンスキーらによって開発されたネットスケープコミュニケーションズのウェブブラウザ。省略してNNやネスケとも呼ばれる。 バージョン4以降はNetscape Navigator単体での配布以外にメーラー、ウェブページ作成ソフトなどをまとめたNetscape Communicator(ネットスケープ・コミュニケーター)としても配布されるようになった。なお、Netscape Communicatorはバージョン6から名前がNetscapeに変更され、同時に旧版のNetscape Navigatorも名称をNavigatorに変更されている。またバージョン8では名称がNetscape Browserへと変更された。しかし認知度はいまいち低く、特に6,7、時折8も初期版の名称"Netscape Navigator"で呼ぶユーザーが存在する。 セキュリティーホールの修正は、修正パッチが配布されるInternet Explorerに対し、Netscape Navigatorはバージョンアップすることで対応していた。 最初のリリースは1994年。この年にベータ版として公開され、同年の暮れには、修正を経た1.0が公開されていた。当初はシェアウェアとして販売され、非常な人気を博し、ネットスケープコミュニケーションズのIPOなどの基盤となる。当初は「Mozilla」という名前でリリースされる予定だったが、マーケティングの理由により、「Netscape」に変更されている。ただし、コードネームは「Mozilla」のままであり、「Netscapeと書いてMozillaと読む」などといわれた。 1995年には、クッキーやフレーム[1]、JavaScriptなど独自の拡張を多く備えたバージョン2.0がリリースされる。当初、JavaScriptは「LiveScript」という名称であったが、サン・マイクロシステムズと提携して「JavaScript」という名称に変更している[2]。 1996年には、バージョン3.0をリリース。このバージョンは、「Standard Edtion」と「Gold Edtion」にわかれ、後者はメーラーとWYSIWYGのHTMLエディタを備えていた。このころには、利用者シェアが70%にまで達していた。 ところが、このころになると、しばらく前から開発されていたマイクロソフトのInternet Explorerが機能を強化し、ブラウザ戦争と呼ばれるシェアの争奪戦が始まる。時を同じくしてブラウザの将来性を見越した当時のAOL(現在のタイム・ワーナー)がネットスケープコミュニケーションズ買収を行い、現在も傘下に当たる。 1997年には、バージョン4.0をリリース。JavaScriptの大幅な機能強化を経るなど、ブラウザとしての機能は高くなっていったが、一方でバグや普及し始めていたCSSの解釈ミスなど、勢力を高めつつあったInternet Explorerとの競争に徐々に敗れていくようになる。実際、オープンソースになる前の1998年初頭には57%にまで落ち込んだ。 Internet Explorerがブラウザ戦争に勝った理由として、同社のPC販売網への不当な圧力(確定ではない)により同ソフトをオペレーティングシステムに抱き合わせたこと[3]や、Windows98以降、同ソフトがOSのシェルに統合されたために、PCを導入してすぐに使える(プリインストールされている)ため、他のブラウザソフトを新たに導入する機会自体が減ったことも大きい(詳細はInternet Explorerを参照)。 さらに1997年にアップルコンピュータがマイクロソフトと資本提携した為、Mac OSでもInternet ExplorerがインストールCD-ROMに収録されるようになり、Ver8.5以降ではこちらが標準となった[4]。 また、Webサイトを作成する側でも、レンダリングの違いから、Webサイトの製作コストを引き上げる要因でもあった。この為、管理コストを考えずに安価なWebサイトを欲するWebマスターの中にはバージョン4の頃にはWebサイトを設置しても、見る側が1割程度であればコストを掛けてNetscapeNavigatorに合わせる必要がないと判断したWebマスターも相当数存在したため、NetscapeNavigatorでは意図通りの表示の出来ないWebページが続出しシェアを下げる要因の一つともなった。1998年1月22日には、Netscape Navigator ブラウザと Netscape Communicator Standard Editionの無償化を発表し、また、バージョン4ながら、大幅な機能強化を行ったバージョン4.5を10月19日に発表するが、シェアの巻き返しからは程遠かった。 同年、ネットスケープコミュニケーションズは大きな決断をする。それは、Nestacapeのバージョン5.0に相当するソースコードを公開し、ライセンスを付け、オープンソースソフトウェアとして開発するというものだった。これは、勢力を広げつつあったLinuxなどのオープンソースソフトウェアに影響を受けたもので、プロジェクト名は「Mozilla」と呼ばれるようになり、開発は「Mozilla Organization」という非営利のグループで行われることとなった。その後、1998年暮れにネットスケープコミュニケーションズはAOLに買収されることになるが、プロジェクト自体は続行されることになった。 バージョン4.0のものは、後述のバージョン6などと並行して開発を続けられ、細かなバージョンアップをするが、2002年に、4.8をリリースして以降、このバージョンは開発を停止している。また、このバージョンは、オープンソースになったコードは使われていない。 Netscapeのバージョンは、4.8から6まで飛んでいる。これは、もともと5.0のソースを使ってMozillaを開発する予定であったが、余りの問題の多さに、途中でソースコードの利用を断念し、一からMozillaの開発を行う方針を立てたことによる。このことによって、旧来のNetscapeとはまったく異なるブラウザが誕生することになるが、一方でソースコードのつながりはまったく失われてしまう。そこで、マーケティング的な意図も含めて、バージョンのナンバリングを進め、バージョン6がリリースされることとなり、5は幻となった。 ちなみに、そのソースコードは「Mozilla Classic」と呼ばれ、現在でもMozilla Foundationのサイトからダウンロードすることができる。 市場シェアの回復を目指しネットスケープコミュニケーションズが先頭に立ってMozillaプロジェクトを進め、それを元に複数のプラットフォームへの対応やW3C勧告への準拠などに注力したバージョン6が出された。しかしながら、Mozillaプロジェクトの遅れから元になったものはMozilla 0.6とバージョン1にも満たない未完成なものだったため、起動時間の長さをはじめとした動作の緩慢さや数多くのバグ、また新たにこのバージョンに対応した拡張プラグインを作成するメーカーが減ったため、市場シェアはほとんど回復しなかった。 米国時間の2003年6月30日、Mozilla 1.4をベースに、バージョン7.1がリリースされた。これが、Netscapeという名の最後のウェブブラウザになるとメディアは報じ、Netscape ブラウザの継続リリースを求める署名活動が起こった。 2001年にネットスケープコミュニケーションズの日本法人が撤退したため、日本語版はNetscape 7.1で更新がストップ、ホームページの更新もストップしている。ただし、有志者により非公式的に翻訳された7.2日本語版は存在する。 2004年4月、Mozilla 1.7をベースにしたNetscape新バージョンが発表される可能性があることをメディアが報じ、そして2004年8月にNetscape 7.2として英語版をリリース。7.2では、Mozilla 1.7.2までに存在する脆弱性が修正された[6]。 2005年2月17日、Netscape 8 Betaがリリース予定だったが、いくつかのバグを修正するため3月3日まで遅れる事となった。名称をNetscape Browserへと変更し、動作環境をWindows、ユーザインタフェースに用いる言語を英語に限定して配布している[7]。 2005年3月3日、Netscape 8 Betaがリリース。同年5月20日にはFirefox 1.0.3をベースに正式版が発表されたが、Firefox 1.0.4で修正された脆弱性に未対応だったため、公開の数時間後にアップデートが行われている。しかし、8.0.1には、エンジン切り替え機能に不具合があり、Internet ExplorerのXML関連機能に障害を発生させることが確認された。この不具合は8.0.2で修正済み。その後Firefox 1.0.5で修正された脆弱性の中で特に重要度の高い脆弱性に対処した8.0.3.1が公開されたが、左クリックによるダウンロードが正常に作動しない不具合があったため、8.0.2に戻された。そして8月9日、各バグを取り除いた最新版、8.0.3.3が公開された。また、国内での注目度が下がってきているのか、2006年9月のバージョン8.1.2のリリースはほとんど日本で報道されていないようだ。 Mozilla Firefoxをベースに作られており、またWeb表示上の互換性問題を解決するために、これまでNetscape/Mozillaが使ってきたGeckoエンジンとTridentとを切り替えて使うことができるようになっている点を大きな特徴とする。サイトコントロール機能も追加され、ドメインごとにセキュリティ設定やブラウザエンジンを指定することが出来るようになった。しかしこの機能はActiveXコントロールを用いてIEのブラウザエンジンを呼び出しているものであるため、基本的な機能はIEのブラウザエンジンに依存する。 天気予報の機能も利用できるが、日本国内での利用を想定しているわけではないため日本国内の天気予報は利用できない。 廃止されたメール機能は代わりにNetscape Webmailボタンのツールバーに組み込みという形で提供され、ブラウザからのツールバーのボタンを押せば直接Netscape Webmailのページに移動できるようになっている。 8.1以降はセキュリティセンター機能がブラウザに実装され、パスワード漏洩やスパイウェアの進入を防御できる機能も追加されている。 8.0.3.3 - 左クリックによるダウンロードが正常に動作しないバグ等の修正 (2005年8月9日) ※公式な日本語版は存在しないが、非公式日本語パックが有志により作成され、公開されている。尚、この日本語化パック作者は世界最初の公認テーマ作者でもある。 この項目には、発売予定の新製品、提供開始前の新サービス、または放送開始前の番組や公開前の映像作品等に関する記述があります。 ウィキペディアはニュース速報でも宣伝サイトでもありません。事実を確認し正確な記述を心掛けてください。また、特に重要と思われることについてはウィキニュースへの投稿も検討してみてください。 2007年1月23日にNetscape 8の次期バージョン9に関する情報が開発元のブログにおいて公開されている[8]。それによるとNetscape 9はMozilla Firefox 2.0.0.xの拡張機能をサポートし、またバージョン8でサポートされなかったMac OS XやLinux環境もサポートする予定だという[9]。 第一次ブラウザ戦争以前はNetscapeが圧倒的な市場シェアを占めていた為、Webサイトで推奨ブラウザに指定するブラウザといえばNetscapeのことであった。第一次ブラウザ戦争で市場シェアを逆転されるが、それまでの知名度の高さなどを理由に現在も推奨ブラウザとされることが多い。 Netscapeは7.1まで日本語版が存在しているが、バージョン8には日本語版が存在しない。そのため日本国内においては推奨ブラウザにNetscape7.1までのバージョンが指定される事が多い。またMac版においてはバージョン8そのものが存在しないことも7.1を指定する理由となっている。 しかし、Netscape7.1が登場してから日本語版でのセキュリティホールは数年間放置されており、ネットスケープコミュニケーションズの日本法人が撤退している関係から日本語版の更新も見込めなくなっている。現状では、Netscape日本語版を推奨ブラウザとするのはセキュリティ面で問題が多い。 また英語版のNetscape 8.1は、セキュリティフィックスが終了しているFirefox 1.0.xをベースとしているが、Firefox 1.5.xベースへの移行は1.5のサポート終了期限が発表された今でも尚できていない、アップデートの頻度そのものも長いなど、素早いセキュリティフィックスができているとは言いがたい状況である。 このため、セキュリティフィックスが継続されている他のブラウザ(Firefox、Caminoなど)への乗換を推奨されることが増えつつある。 ^ ウィンドウを複数の領域に分割し、それぞれの領域ごとにリソースを表示する形態。HTMLのframe要素などで構成される。 ^ 当時注目を浴びていたJava言語にあやかろうとした名称である。詳細はJavaScriptの項目を参照。 ^ ただし、この現象は従来からの熱狂的なMacintoshユーザー、所謂「Macer」には不評であった。 HTML - HTMLレンダリングエンジン - タブブラウザ - ブックマーク - 推奨ブラウザ - ネットサーフィン - Webサーバ - ブラウザ戦争 - フルブラウザ
[] Netscape Navigator - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/Netscape_Navigator
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Last Updated 2007/ 03/ 03/ 19時57分17秒
Firefox オープンソースの軽量Webブラウザ「Firefox」の正式公開(関連記事)は,IT専門メディア以外の,世界の様々なメディアが取り上げた。米CNN,英BBC,米Los Angels Times,米Financial Timesなど。カタールの衛星テレビ局 アルジャズィーラのWebサイトでも報じている。 そのInternet Explorerが普及した最大の理由を,Windowsにバンドルされていたことだと考える方は多いだろう。しかし,筆者はそれは理由のひとつに過ぎないと考えている。バンドルされていたために,選択肢として土俵に上がることができたのは確かだが,それだけでNetscape Navigatorを上回るユーザーを獲得できたわけではない。 実際,1990年代の半ばに,Netscape Navigatorはさほど不利な状況にあったわけではない。パソコン・メーカーがPCにNetscape Navigatorをプリ・インストールしていたし,雑誌付録のCDやインターネットからでもNetscape Navigatorは簡単にインストールできた。記者の取材でも,多くの企業がNetscape Navigatorを標準のWebブラウザとして指定していた。情報システム部門の技術力が高い企業ほどその傾向があった。Webを初期から企業情報システムに採用していたし,Internet ExplorerのActiveXコントロールにセキュリティ面での懸念を抱いていたからである。 それではなぜユーザーはInternet Explorerを選ぶようになっていったのだろう。理由は「開発スピード」だったと記者は考えている。Microsoftは心血を注ぎ,Internet Explorerを改良した。Internet Explorerの動作は向上し,CSS[用語解説] などの新機能の実装も迅速だった。 Windows版だけ開発すればよいMicrosoftと違い,NetscapeはWindows以外にもUNIX,Macintoshをサポートせねばならず,開発リソースが分散するという不利な面もあった。だが,それ以上にNetscapeが「開発スピード」の面で苦境に陥った要因がある。OSのような「プラットフォーム(基盤ソフトウエア)」を目指すNetscapeの方針が,ソフトウエアの肥大化,重量化を招いたのである。この結果,軽快に動き,機能も増えたInternet Explorerに,多くのユーザーが乗り換えていった。 Microsoftに追い上げられたNetscapeは,打開策として,Netscape Navigatorのソース・コード公開を決意する。Linuxの成功に倣い,コミュニティの力を借りて開発リソースを補おうと考えたのだ。それが98年4月に公開されたMozillaである。 しかし,この選択は,短期的にはNetscapeの開発陣に混乱をもたらした。社内開発を前提にしていたソース・コードを,社外の人間が読めるようにするために労力が取られたとされる。しかも公開されたソース・コードはあまりに巨大すぎ,外部のエンジニアがそれを理解するには長い時間を要した。 その後,98年11月にAOLがNetscapeの買収を発表したが,Navigatorの開発はさらに停滞し,ユーザー離れが続く。Internet Explorerは一時は90%を超える高いシェアを占めるようになった。 Mozillaが公開されて一年後,中心的なエンジニアだったJamie Zawinski氏は「オープンソースという魔法の粉を振りかければすべてがうまくいくわけではない」という苦渋に満ちた言葉を残してNetscapeを離れている。2003年7月にAOLはMozillaの開発チームを「Mozilla Foundation」として分離。基金として200万ドルを寄付した。 そうこうするうちに,圧倒的なシェアを得たInternet Explorerのセキュリティ面での問題がクローズアップされてくる。Internet Explorerのセキュリティ・ホールを悪用し,Webページを閲覧しただけで感染するウイルス「Nimda」が発生したのは2001年9月。マイクロソフトが運営するMSNに感染,MSNを見たユーザーが次々と感染するという事態が起きた。その後も次々とInternet Explorerのセキュリティ・ホールが発覚,それを標的にするウイルスが出現した経緯は,IT Pro読者の皆さんもご存じの通りである。 被害を間近に見たユーザーにはInternet Explorerに対する拒否反応が起きる。セキュリティ専門家もInternet Explorer以外の選択肢の必要性を指摘した。2004年6月には,米国のセキュリティ対応機関CERT/CCが,Internet Explorerのセキュリティ・ホールへの対策の一つとしてInternet Explorer以外のWebブラウザの使用を推奨したことが話題になった。 そして2004年11月9日,Mozilla FoundationはFirefoxをリリースする(関連記事)。肥大化したNetscape Navigatorの反省として,Webブラウザ機能を切り出した軽量のソフトウエアだ。Mozillaの次世代プロジェクトとして開発されてきたFirefoxは,Internet Explorer以外の選択肢を探すユーザーに注目された。11月9日の正式リリースから15日までの間に,Firefoxは約367万回ダウンロードされたという。 関電システムソリューションズ KS Solutions データセンター導入事例:象印マホービン マイクロソフト 内部統制ハンドブック ステークホルダーの役割とIT活用のポイント 役立つITツール IT経営 システム開発 プロマネ&アーキテクト ネットワーク最新テクノロジー 業績&業界動向 セキュリティ Windows オープンソース システム構築基盤(ミドルウエア) 情報共有・情報活用 ネットワーク/音声統合 セキュリティ 開発 運用・管理 業務・業種アプリケーション その他 経営/基幹業務 業務支援/情報共有 ネットワーク セキュリティ 運用管理/アウトソーシング 開発/組み込み 業種特化 その他 スイッチ ルーター VoIP関連製品 セキュリティ関連機器 運用管理機器 サーバー・Webサーバー関連機器 無線LAN関連機器 その他ネットワーク機器 サーバー・Webサーバー関連ソフト ネットワーク運用管理ソフト セキュリティ関連ソフト その他各種ソフト WAN系 VoIP関連 アクセス系 IDC/ホスティング 構築・運用・管理 セキュリティ関連 教育関連 その他 |ITproへのお問い合わせ・ご意見|情報提供・プレスリリース|日経BP書店|日経BPケータイメニュー|
[] さらば巨大ブラウザ――Netscapeの失敗が生んだFirefoxの挑戦:ITpro
[引用サイト] http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20041116/152634/
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Last Updated 2007/ 03/ 03/ 19時57分17秒
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