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「両国散歩」が、装いも新たに、歴史の街、両国を楽しむポータルサイト『両国散歩Blog』として生まれ変わりました。 双葉山時代の名力士、”弾丸“と異名を取った巴潟が、年寄引退後、友綱部屋跡に開いたのが、ちゃんこ巴潟だ。「昔、友綱部屋のソップ炊きは、相撲界では『絶品』と言われたんですよ」と語るご主人の工藤建次さんは、その息子さんである。「ただ、小さな鍋であの味を出すのは無理で、オヤジからも『部屋のソップは絶対に店に出すな』と言われました」。そこで修業先のちゃんこ屋で味を研究し、さらに工夫を重ねた末に生まれたのが4つのちゃんこ。それぞれに味わいがあるが、毎日50キロのイワシから手作りされるつみれが人気だ。 ソップ炊きの「太刀山」(たちやま)、いわしつみれ入りの塩味「国見山」(くにみやま)、魚介類をポン酢で食べる「矢筈山」(やはずやま)、味噌味の寄せ鍋風「巴潟」(ともえがた)(すべて1人前2800円)と4つの味を選べる。 両国駅西口からほど近い、真新しいビルの1階にある「照国」。「ちゃんこ屋らしくない店を目指した」というように、店内は明るくモダンな雰囲気。「掘り座敷になっているんで、女性のお客さまからも好評です」と、板長を務める佐々木雅章さん。元幕下の大照山という力士だったそうだ。おしゃれで女性に人気、となると味を疑う向きもあるかもしれないが、ソップ炊き一本に絞ったちゃんこは、地鶏の旨味を活かした正統派。「焼き鳥にしても、脂がたれてこない。あっさりしてるから、女性もたくさん召し上がります」。 ちゃんこはソップ炊き1種類で、1人前2800円。鶏肉を鴨肉に代えた「鴨ちゃんこ」は3500円。鮎がまるごと1匹入った鮎骨酒1500円も人気。 「大内」は、伝説の大型力士・大内山が開いた店だ。現在は長男の大内明さん(38)が先代の味を守っている。「ウチのは、オヤジがいた時津風部屋のちゃんこです。私自身、子供の頃からしじゅう出入りしているうちに自然に覚えた味です」。だしは鶏ガラを使ったコクのある『ソップ炊き』。具は新鮮な鳥肉を中心に、数種類の野菜を加えたものだ。人気は、鳥のつみれ。ほおばると、なめらかな食感とショウガの風味が口に広がる。おや、と思わせるのは、たっぷりのキャベツ。白菜にはない甘味が、だしに旨味を加えるのである。 ソップ炊き1人前2300円。豚肉のみそ炊き2000円、魚や豚のちり鍋1800〜2500円もある。夜のコースは4500円から 店の前に「地酒」の暖簾。こじんまりとした座敷。まるで小料理屋のような風情だ。「もともと割烹料理屋でしたので、ちゃんこ以外の和食メニューにも自信があります」と、語るのは、野口雅裕さん(25)。3年前、赤坂の割烹料理店で修行の後、二代目を継いだ。現在は、お母さんと新婚の可愛い奥さんの三人でお店を切り盛りしている。ちゃんこは、ゴマ味噌風味とポン酢(水炊)の2種類。オリジナルのふぐちゃんこも人気。野口さん自身が吟味した全国の銘酒が味わえるのもうれしい。越乃景虎、福扇(共に新潟の地酒)がお薦め。 ゴマ味噌ちゃんこ、ポン酢ちゃんこ(水炊)各1人前2600円、ふぐちゃんこ1人前3600円。このほか刺身(800円〜)、焼き物、肴なども豊富。 足を踏み入れるとそこには、土俵がある。今にも稽古が始まりそうな雰囲気だ。吉葉は、かつて『吉葉御殿』と呼ばれた宮城野部屋の建物を、土俵も残してそのまま使った店だ。ちゃんこは、具によって3種類。吉葉鍋の場合で、エビ、ホタテ、サワラ、鰯つみれ、豚肉、野菜類など計17品目が楽しめる。しょうゆ味と味噌味が好みに応じて選べる。また築地の魚問屋が経営している店だけあって、刺身や焼きものも定評あるところだ。雪駄を履けば土俵に降りられる。なお、土俵脇の席は予約不可。どうしてもここで、という人は開店直後に。 ちゃんこ鍋1人前1500円、吉葉鍋1700円、みそ吉葉鍋1700円、特製力士鍋2000円。新鮮な魚も人気で、大漁船盛15000円は宴会でも大好評。 井筒3兄弟と呼ばれた寺尾、逆鉾、鶴嶺山。その長男、鶴嶺山の福薗好政さんが、平成3年に開いたお店だ。「相撲をやめたあと、福薗さんが日本中の鍋物の店を食べ歩いて研究したちゃんこです」と語ってくれたのは、板長の永井昭仁さん。自身も寺尾関や逆鉾関の大ファンだったそうだ。「今も寺尾関がときどき来てくれますが、そうすると店内が大騒ぎになっちゃうんです」と苦笑する。女性客が多いが、小さくカットされた食べやすい具や、いくらでも食べられるあっさりとした味は、確かに『現代のちゃんこ』を感じさせる新鮮な旨さだ。 ちゃんこ鍋はしょうゆ味、みそ味、ポン酢味があって各1人前2000円。気に入った具は、「とっぴん具」として追加も可能。他にはない若鶏の手羽先600円はファンが多い。 本店のほか、両国駅前に1店、お隣の錦糸町駅前にも1軒、寿司とちゃんこを楽しめる店も1軒と、チェーン展開している「ちゃんこ道場」。だが、いわゆるチェーン店の味気なさとは対極の、本格ちゃんこの店だ。「ウチは相撲取りがやってる店ではありませんが、味と値段で勝負です」と社長の伊藤精一郎さんが語る通り、質、量ともに下町らしい充実ぶり。さらに本店はすっぽん1匹13000円で夏場に出すわ、駅前店はふぐコースを1人前6500円で食べられるわと、ちゃんこ以外の楽しみも多い。気軽に寄れる店だ。 写真の「特製横綱ちゃんこ」1人前2500円のほか、「鳥ちゃんこ」1800円、「つみれちゃんこ」各2000円。「鴨ちゃんこ」2300円。刺身や肴も安くてうまい。 両国駅の旧駅舎をそのまま利用して昨年8月に誕生した、日本最大級の広さを誇る屋内ビアホール。「江戸下町ビアホール」をコンセプトに江戸情緒あふれるメニューを揃えている。中でもやはりちゃんこは大人気だそうだ。「ここでは鍋の雰囲気を楽しんで欲しいのです」と支配人の西山友朗さん(41)。お客様のおひとりを仕切り役の『鍋奉行』に仕立て、イベント感覚でわいわい食べてもらおうという狙いだ。またぜひ試してほしいのが3種類の地ビール(480円〜)。「でも夜7時には売り切れてしまいます」とのことなので、お早めに。 まだちゃんこが相撲取りだけの食べ物だった昭和12年から店を構える、両国一の歴史を持つちゃんこ屋である。「古さを自慢したって始まりません。ほかのお店さんも色々工夫をしてらっしゃる。だからウチも毎日工夫してます。昔の味を守ってるけれど、少しずつ変わってるはずです」と語る三代目のご主人、川崎正さん。気っ風のいい、生粋の両国人だ。そのちゃんこの味は、シンプルにして、この上なく豊か。唯一残念なのは、あまりの人気で予約すら取りにくいことだ。 ちゃんこ2700円と、3種類の焼き鳥が、メニューのほぼすべて。この潔さが、いい。コース4500円にすれば両方が楽しめる。
[] 両国散歩:両国最強の「ちゃんこ屋」特集
[引用サイト] http://www.ryogoku.com/info/chanko/chanko.html
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Last Updated 2007/ 03/ 03/ 00時18分45秒
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